ピクテ “Impact”ラグビー新春対談スペシャル開催レポート | ピクテ投信投資顧問株式会社

ピクテ “Impact”ラグビー新春対談スペシャル開催レポート

こんにちは、ピクテ・ラグビー応援隊のHNです。今回は、1月10日に東京ピクテシアターで開催されたラグビーの田中史朗選手と畠山健介選手のスペシャル対談をレポートします。二人はともに2011年、2015年に日本代表としてラグビー・ワールド・カップ(RWC)に出場したトップアスリートです。そんなお二人に、第1部ではビジネスシーンにも通じる「ダイバーシティ」について、第2部ではRWC2019年の見どころや、日本代表に向けた意気込みを熱く語って頂きました。今回も定員を超えるご応募を頂き、会場は満席となりました!

第1部、畠山選手がメインとなり自身のラガーマンとしての経験を通した「ダイバーシティ」についてお話しくださいました。

ラグビーは、15人の体格の異なるメンバーが一丸となってプレーをするスポーツ。日本代表チームには、国籍をまたいだ選手、スタッフが数多くいます。畠山選手、田中選手はともに10代のユース時代からアジア大会や国際大会に出場し、世界を相手にプレーをしてきました。いわば、ダイバーシティ(多様性)は「当たり前」の環境だった、とのこと。ラグビーに限らずスポーツは勝負の世界。そこでダイバーシティを活かした、勝つための、勝ち続けるためのチーム作りについてトークが進みます。

ラグビー界でよく使う言葉「One Team」。それは同じ目標に向けて、同じ熱量、やり切る覚悟を持ち、一丸となって戦えるチームを意味します。勝つためのチーム作りのキーワードは、コミットメント(責任をもって関わる事)とエンゲージメント(チーム愛、忠誠心)。これらを軸としながらRWC2015年で国籍や体格の異なる選手で構成される日本代表として、躍進の原動力となったチームビルディングの手法について披露してくださいました。

例えば、日本代表および「One Team」という意識を高めるために、田中選手は国歌の全員での斉唱を提案し、毎試合歌ったこと。またプレー開始前、ウォームアップが終わった後には、リーチ・マイケル主将を先頭にメンバーが肩に手を置き全員が繋がるフォーメーションを組みながらにロッカールームに戻ったこと。そして「Japan Way」のジグソーパズルの儀式。これは選手、スタッフ、全員に1つずつパズルのピースを配り、試合に向け準備が整ったものから思いを込めてピースをはめ込み完成させるという儀式。偶然にもパズルのピースが唯一揃わなかったスコットランド戦の時には敗戦してしまったとのことでした。

チーム強化の為の戦略的な観点からは、長年日本の弱点といわれてきたスクラムを見直すため、フランススタッフの知恵を借り、またイングランドのスペシャリストにはラインアウト *1の戦術を練ってもらい4試合で平均獲得率を93.3%にまで高めることができたことなど 。そしてフィットネス面では、格闘技家をコーチに招き、強豪国の選手と亘(わた)りあえるテクニックを叩き込まれたそうです。


選手のみならず、多くのスタッフや指導者らの多様な考え方や戦術を享受した結果に2015年の躍進があることが窺(うかが)えました。

畠山選手は、ダイバーシティについてこう締めくくっていました。いろいろな人がいて当たり前。国籍の違いは当たり前、性別を意識することなく活躍するのは当たり前。この「当たり前」を教育として子どもたちに伝えていくこと、そして少子化の社会となり国を超えて関わっていく機会の増えていく時代に、「One Team」で目標に向っていくという想いが大事なのではないかと。よりよいものをつくっていくという目的に向い、互いの多様性を受け入れ、仲間として成長する。それが当たり前になったとき、国境を越えてリスペクトされる素晴らしいありかたが見えてくるかも知れない、とおっしゃられていました。

*1 ボールかボールを持った選手が競技エリアのライン上またはライン外に出た場合、行われる競技再開の方法

 


続いて行われた第2部では開催迫るRWC2019の見どころについて田中選手と畠山選手が熱心にて教えてくださいました。お勧めの試合や見どころ、注目選手など話が弾みます。田中選手は、同じスクラムハーフを担当する ニュージーランドのボーデン・バレット選手を見ればラグビーの全てがわかると大絶賛されていました。

ちなみにお二人から会場の皆さまに伺ったところ既に約8割の方々がRWC2019の観戦チケットを入手済みでした。そんな皆さまからの質問では国別のプレースタイルの違いの見分け方や相性が悪い対戦相手への対抗策、2015年エディージャパンのプレースタイルについて、またハカ*2を見ている時の気持は?等々多くの質問が寄せられました。

なかでも畠山選手はジョージアおよびフィジーチームについて熱く話してくださいました。ジョージアは、セットピース*3でのスクラムが強い。対してフィジーはスクラムも強いが、アンストラクチャ*4といわれるプレーが継続されているところで強みをみせる全く正反対のチーム。特にフィジー(畠山選手曰く謎の生き物)は、大きな体格とズバ抜けた身体能力がある一方、メンタル面は繊細で、気合が感じられないときのフィットネスの落ち様に落差がありすぎて面白い、絶対外せない!とかなり推していました。

一方、日本について田中選手は、開幕ロシアとの初戦が大事。スコットランド戦も重要。チームでどれだけ走らせるか、カオスを作り日本のラグビーをする形にもっていけば勝機は見えてくる、と。2018年はワールカップのことは全く考えずにひたむきに努力をしてきたけれど、年が明け2019年になった途端にワクワク、ドキドキしている。不安は全く無く、自分が選ばれれば一番のベテランになるので、若い選手たちを引っ張っていきたい、と力強いお言葉をくださいました。

最後にお二人からは、世界に向けて皆さんにもそれぞれの方法で自国をアピールして欲しいとのメッセージがありました。ワールドカップという国際試合で大事なのは試合の勝敗以上に、自国がどれほど素晴らしいかを世界に見てもらうこと。日本を訪れてくれた方々に親切に接し、困っている人がいたら素通りせずに声をかける。お手本にしたいのは、2015年南アフリカチームが示したリスペクトの精神。日本との試合に敗した後向けられた対戦相手国への惜しみない賞賛や祝福。そういったマインドやジェントルマンシップを見習いたい。戦ってくれてありがとう。日本に来てくれてありがとう。そう言える自分たちになれたら、この国はいい国だなと感じてもらえるのではないか。

これらの言葉を伺いながらRWC2019は単なるスポーツイベントではなく、海外から多くのゲストを迎え、アジア初の開催国となる日本としての責任もあり、また日本の素晴らしさを世界に向けて広く知ってもらう好機であると改めて感じました。

さらに、両選手からはサプライズが ♪ 抽選でサイン入りのスーパーラグビーの試合球と田中選手が日本代表戦で使用したリストバンドがプレゼントされました。当選された方々おめでとうございます(^-^)ノ

さあ、RWC2019開催まで300日を切りました!

ピクテの応援隊は、これからもラグビーを盛り上げるべく心のこもった活動を続けて参ります。

*2 ニュージーランド代表(オールブラックス)が国際試合前に舞う民族舞踊
*3 一度試合を止めた状態から始められる所定のプレー
*4 攻守、(主に守)が整ってない状態

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