優良株という選択

金融緩和策が景気を押し上げてきた10余年、
投資家にとって居心地の良い相場は、
終わりを迎えようとしているのかもしれません。

厳しい投資環境の到来が懸念される中、
資産運用の王道と言われる株式投資には、
価値あるものを見極める力が求められます。

Share

迫る景気の曲がり角


世界的な金融危機、いわゆるリーマン・ショックから立ち直り、長く続いてきた景気拡大の雲行きが足元で怪しくなってきました。
米国では、景気減速の予防的な措置として、2019年7月に約10年ぶりとなる利下げが行われています。

米国政策金利の推移

月次、期間:1985年12月末~2019年9月末

出所:ブルームバーグのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成

不安を抱える市場


景気を浮揚させる原動力となってきた金融緩和政策により、本来であれば経営破綻しているはずの企業(ゾンビ企業)を延命させるという副作用が広がっています。
カネ余りで借金が積みあがる中でも経営破綻に陥る企業が少ない状況は、金利上昇による企業の連鎖的な倒産を発生させるのではという懸念につながっています。

米国の非金融企業の債務比率と
世界の企業の債務不履行率の推移

債務比率:四半期毎、期間:1990年第1四半期~2019年第2四半期
債務不履行率:年次、1990年~2018年

出所:トムソン・ロイター・データストリーム、ムーディーズのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成

育てる投資の基本
株式投資に必要となる見極める力

じっくりと時間をかけて資産を増やしたい人にとって、株式は有力な投資対象となります。

ただ、やみくもに投資をするのではなく、
成長性と安定性を持った企業を選別することが不透明な投資環境を見据えたときに大切になってくるとピクテは考えています。

依然として魅力的な株式


かつては高い利回りで投資家を惹きつけてきた債券も、金利低下とともにリターンを得ることが難しくなってきました。
こうした中、債券利回りが低下する一方、株式益利回りは高い水準にあり、株式投資の相対的な魅力は依然として高いと言えそうです。

株式益利回り:PER(株価収益率)の逆数(1/PER)であり、高いほど株価が割安とされます。また、一般的に債券利回りとの差が拡大するほど、株式投資の方が有利だとされています。
日本の10年国債利回りと株式益利回りの推移

月次、期間:1979年12月末~2019年9月末

  • 日本株式:TOPIX

出所:Global Financial Dataのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成

成長性と安定性のバランス


株式の相対的な魅力が高い中にあっても、じっくりと資産を増やしていくという姿勢に立った場合には、企業の成長性に加えて安定性への配慮がポイントになります。
着実な成長を期待する場合、優れた商品・サービスやブランド力を武器に競争を勝ち抜くことのできる企業の株式「優良株」が、一つの選択肢になると考えます。

企業のライフサイクルのイメージ
創業期から始まる企業のライフサイクルに注目すると、ちょうど成長期~安定・成熟期にある企業の中でも、高い競争力を備えた企業が優良株に当たるといえます。このフェーズでは、事業規模が小さい頃ほどの成長力は期待しづらいものの、企業としての土台が固まり安定感が増してくると考えられます。

優良株を選ぶ意味


①高ROE(株主資本利益率)、②低レバレッジ(負債比率)、 ③安定的な利益成長、を重視する世界優良株式指数は、より幅広い銘柄を投資対象とする指数に比べ長期的に良好な実績を示しています。
企業をしっかりと選別することは、結果的に投資成果にも結びつくことになると言えます。

世界優良株式と世界株式の株価パフォーマンス

月次、米ドルベース、期間:1985年12月末~2019年9月末、1985年12月末=100として指数化

  • 世界優良株式:MSCI世界クオリティ株価指数、世界株式:MSCI世界株価指数、すべて配当込み
  • MSCI指数は、MSCIが開発した指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利はMSCIに帰属します。またMSCIは、同指数の内容を変更する権利および好評を停止する権利を有しています。

出所:ブルームバーグ、データストリームのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成

ピクテが選ぶ
グローバル優良株に投資

優良株への投資をどのように実践してゆくのか。

あらかじめ決められた運用方針に沿って、運用担当者(ファンド・マネージャー)が銘柄を厳選するアクィブ・ファンドは、有効な投資方法の一つと言えます。

ピクテでは、豊富な運用経験を持つ運用チームが、高い競走優位性を持つグローバル企業の株式に投資する2本のアクィブ・ファンドを投資家の皆さまにど提供しています。