インデックス運用とアクティブ運用のちがい(3) | ピクテ投信投資顧問株式会社

インデックス運用とアクティブ運用のちがい(3)

  • インデックス運用は指数に連動した投資成果を目指すため、指数⾃体の特性を知ることが⼤切
  • 何をもって「市場全体の動き」とするのか、は指数の選択により変わってくる
  • 債券指数の場合は、時価総額の⼤きさが株式指数の意味と異なるので注意

指数自体の特性を知る

インデックス運用は指数に連動した投資成果を目指すため、指数自体の特性を知ることが⼤切です。例えば⽇本の株式に投資する場合、⽇経平均株価/TOPIX/JPX⽇経インデックス400/MSCIジャパン/Russell Nomura Primeなどの指数があり、それらの違いが投資成果の違いに影響します。

TOPIXのように時価総額加重平均指数を選んで、時価総額の⼤きな銘柄にたくさん配分するのがいいのか、⽇経平均株価のような価格平均指数を選んで、価格の高い株式(値嵩株)にたくさん配分するのがいいのか、JPX⽇経インデックス400を選んで、過去3年の業績や利益率や流動性などを基準にした配分にするのがいいのか、を考えなくてはなりません。「市場全体の動きを表す指数」と一⾔で⾔っても、その「表し方」は指数ごとに異なり、何をもって「市場全体の動き」とするのかは、⾃分の考えに合ったものを選択する必要があります。時価総額の30%を1社が占めるような偏った市場で、この銘柄に30%配分するのが「市場全体の動き」を表すことになるのか、時価総額に関わらず全銘柄の単純平均をもって「市場全体の動き」とするのか、「分散」の観点から1銘柄当たりの配分に上限を設けた配分をもって「市場全体の動き」とするのか、といったことも指数の選択により変わってきます。

債券投資におけるインデックス運用の注意点

また、株式投資の場合と債券投資の場合では、指数の考え方は別に考えてみる必要があります。というのも、多くの債券指数は時価総額加重平均で算出されています。こうした代表的な債券指数には時価総額の⼤きな債券ほどたくさん組⼊れられることになります。

債券の時価総額が⼤きいということは単純に借⾦が多いことを示します。もちろん、このこと⾃体は負債額あるいは債券の発⾏額が他の発⾏体よりも多いことを示すだけで、負債額や債券の発⾏額が発⾏体の返済能⼒や収⼊・収益と⽐べて多いかどうかを示すものではありません。それでも、他の発⾏体よりも借⾦額が多い発⾏体にたくさん投資するのが債券投資を⾏ううえで良いアプローチかどうかは考えの分かれるところでしょう。

例えば、様々な国の国債に分散投資する場合、債券の発⾏額が他の国よりも多い国の国債をたくさん⼊れるのは、良いアプローチでしょうか。この問いに対する万⼈に共通の答えはないのではないでしょうか。ご⾃⾝のお考えはいかがですか?ほとんどの代表的な指数が時価総額加重で計算されている債券投資において、指数に連動した投資成果を目指すというのは、ほぼイコールで債券の発⾏額の多い発⾏体ほどたくさん配分して投資する、ということになるのです。

⼤切なことは、⾃分の考え方に合ったファンドを選ぶ、ということです。次回からは、主にアクティブ運用の特徴についてご説明したいと思います。

 

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