株価上昇後も引き続き割安なバイオ医薬品株式 | ピクテ投信投資顧問株式会社

株価上昇後も引き続き割安なバイオ医薬品株式

2017/06/23バイオ毎月
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ポイント

米トランプ大統領による薬価改定の取り組みの中で、製薬業界に対する規制が比較的緩やかなものにとどまるとの報 道などを受けてバイオ医薬品関連株式は大きく上昇しています。トランプ大統領による薬価を巡る政策が報道どおり 緩やかなものになった場合には、バイオ医薬品関連株式の上昇要因になると見られることから、今後発表される政策 の内容が注目されます。

バイオ医薬品関連株式が大きく上昇

バイオ医薬品関連株式が足元、大きく上昇しています。 バイオ医薬品関連株式の代表的な指数であるナスダッ ク・バイオテック指数は、2017年6月19日~21日にか けての3日間で+8.0%上昇(米ドルベース)しました。

ここ1年間、米国における薬価を巡る政策の不透明感 などから上下しながらも一定範囲で推移していたナス ダック・バイオテック指数ですが、ここ3日間の値上がり により、過去1年間の高値を更新しています(図表1参 照)。

 

記載の指数はあくまでも参考指数であ り、特定のファンドの運用実績を示すものではありません。また、データは過 去の実績であり、将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではあり ません。

米トランプ大統領による薬価改定の取り組 みは比較的緩やかとの見方

バイオ医薬品関連株式上昇の背景としては、まず米国 のトランプ大統領が進めている薬価改定の取り組みの 中で、製薬業界に対する規制が比較的緩やかなものに とどまるとの見方がメディアの報道で示されたことが挙げ られます。

またクロビス・オンコロジー(米国)が開発の最終段階に ある卵巣がん治療薬候補の良好な治験結果を発表し たことを受けて、M&A(合併・買収)などの期待も高まっ たことから同社の株価が大きく上昇し、それに連れてが ん治療薬を開発する複数のバイオ医薬品企業の株式 も大きく上昇したことも寄与しました。

さらに大手証券会社が代表的なバイオ医薬品企業の ひとつであるバイオジェン(米国)の投資判断を引き上 げたこともバイオ医薬品関連株式にとって上昇要因とな りました。

米国株式と比べ、大手バイオ医薬品関連 企業のPERは依然として割安な水準に

足元、株価が大きく上昇しているバイオ医薬品関連企 業ですが、株価収益率(PER)の水準は歴史的に見ても 割安な水準にあります。 大手バイオ医薬品関連株式のバリュエーションを S&P500種バ イオテ ク ノ ロ ジー指数の株価収益率 (PER)で見ると、2017年6月21日時点のPERの水準は 16.6倍と過去20年間の中でも最低に近い水準に位置していることがわかります(図表2参照)。また現在は、 米国株式(S&P500種株価指数)の21.6倍を下回って いますが、過去20年間で見ても、PERが米国株式を下 回って推移した期間は今回を含めて3回しかありません。 トランプ大統領による薬価を巡る政策が報道どおり緩や かなものになった場合には、バイオ医薬品関連株式の 上昇要因になると見られることから、今後発表される政 策の内容が注目されます。

記載された銘柄はあくまで参考として紹介したものであり、その銘柄・企業の 売買を推奨するものではありません。記載の指数はあくまでも参考指数であ り、特定のファンドの運用実績を示すものではありません。また、データは過 去の実績であり、将来の運用成果等を示唆あるいは保証するものではあり ません。

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