足元の株安の影響を受けるも、ディフェンシブ性が注目される公益企業 | ピクテ投信投資顧問株式会社

足元の株安の影響を受けるも、ディフェンシブ性が注目される公益企業

2018/12/28グロイン
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ポイント

2018年12月に入り、世界の株式市場は米国を中心に大きく下落しました。こうした中でも、欧米のクリスマス休暇前までの先進国の公益企業の株価は、ディフェンシブ性などが注目されて底堅く推移していました。ただし、足元の市場の乱高下の中ではそれまで底堅い推移であっただけに、下落率が相対的に大きくなりました。当面は株式市場の大きな値動きの可能性が残されており注視が必要ですが、公益企業の収益見通しは引き続き底堅いと見込まれています。

ディフェンシブ性が注目される公益株式 底堅い株価推移も、足元では下落

2018年12月に入り、世界の株式市場は米国株式市場中心に大きく下落しました。この背景には、景気減速懸念が高まる中、米国の今後の金融政策運営が想定ほどハト派(金融緩和選好)的とならないと市場で受け止められたことなどがあるとみられます。さらに、米国の政府機関の一部閉鎖などをはじめ米国の政治動向に対する懸念が高まったことなどもあると考えられます。

こうした市場の動向もありますが、先進国の公益企業の株価は、企業業績が景気の影響を受けにくいなどディフェンシブ性を有することなどが注目されて、12月月初から20日(木)までの期間(図表1の期間①)をみると、他セクターに比べて底堅い株価推移となりました。

ただし欧米のクリスマス休暇前後を含めた直近(2018年12月20日(木)~27日(木)の期間)の株式市場の大きな乱高下の中では、先進国の公益企業はそれまでの株価推移が相対的に底堅かったことなどもあり、他セクターに比べて下落率が若干大きくなりました(図表1の期間②)。

当面は値動きが大きくなる可能性に注視も、公益企業の収益見通しは堅調

2019年の企業収益見通しは不透明感が高まっており、流動性供給の低下も予想されることから、世界の株式市場は当面は引き続き値動きが大きくなる可能性もあり注視が必要と考えられます。

世界の公益株式は全体として2018年には主要株式市場が下落するなか底堅く推移したため、利益確定の売りにさらされ易くなっています。主要公益企業の2019年の見通しは堅調です。多くの公益企業は、短期的な景気循環の変動の影響を受けにくいため、収益見通しは底堅く、安定的な配当を継続すると予想されます。今後の不安定な市場環境を考慮して、当ファンドは現金の組入比率を通常よりも高めています。市場の調整局面で、より収益見通しが堅調で投資魅力のある銘柄への投資機会を捉えていく方針です。

図表1:2018年12月以降の先進国の株式市場セクター別株価騰落率 円換算ベース、期間は脚注参照、【ご参考】:12月月初来の騰落率 

※将来の市場環境の変動等により、上記の内容が変更される場合があります。


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