出遅れ銘柄に反転の兆し | ピクテ投信投資顧問株式会社

出遅れ銘柄に反転の兆し

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ポイント

2018年1月下旬から2月半ばにかけて、米国の長期金利の上昇を受けて世界的な株安となる中、当ファンドの基準価額も下落しましたが、市場平均に比べると下落幅は小幅に留まりました。足元では出遅れ銘柄に反転の兆しもみられ、また、資源価格が底堅く推移していることなどが、当ファンドの基準価額のプラス要因となっています。

足元の下落局面で、市場平均に比べて小幅な下落に留まる

2018年1月後半から2018年2月半ばにかけて米国の長期金利の上昇などをきっかけに、世界的な株安となりました。こうした市場全体の流れを受けて、当ファンドの基準価額も影響を受けて、直近高値(2018年1月29日)から直近安値(2月14日)で、-6.1%の下落となりました。ただし、新興国株式市場の平均(図表1では新興国株式)は直近高値(1月29日)から直近安値(2月13日)までで-10.2%の下落となり、当ファンドの下落率は市場平均に比べると小幅に留まりました(図表1参照)。

2017年は市場平均を下回るも、足元では市場平均を上回る動きに転換

当ファンドは、新興国株式の中でも、特に相対的に高い成長が期待される労働人口が拡大している国に注目し、労働人口増加国の企業の株式に広く分散投資を行っています。

※ここでいう「労働人口」とは、15~64歳の生産年齢人口を指します。

昨年2017年は新興国株式は先進国株式を上回る良好なパフォーマンスとなりましたが、中国や韓国のハイテク関連銘柄の上昇が大きく寄与しました。しかし、中国や韓国は労働人口増加国ではありません。当ファンドの設定来(2017年4月28日)からのパフォーマンスが2017年において新興国株式を下回った背景の1つには、上昇率が大きく、新興国株式市場の中でも比率が高い中国株式の組入れが無かったことなどが挙げられます(図表2参照、ご参考1参照)。

しかし、今年2018年以降をみると、前述の世界的な下落局面で、市場平均に比べて下落率が小さく留まったことなどから、足元では市場平均を上回る動きへと逆転しました(図表3参照)。

図表1:足元(2018年1月下旬~2月半ば)の 下落局面での下落率、図表2:設定来のパフォーマンス推移、図表3:2018年年初来の パフォーマンス推移

 

出遅れ感のある銘柄が 底堅く推移

米国の長期金利上昇をきっかけとした今回の世界的な 株安局面を経た2018年2月の月間株価騰落率をみる と、足元のバリュエーション水準(ここでは予想株価収益 率(PER)、図表4参照)に比較的魅力があるエネルギー、 素材、公益などは各セクター全体でみると相対的に小さ な下落率に留まりました。また、同様に予想PER水準に 魅力がある金融セクターについても、特に2018年1月に 大幅に上昇した中国の金融セクターについては利益確 定の動きが強まり反落となったものの、ブラジルや南アフ リカの金融セクターは底堅く推移しました(図表5参照)。

こうした市場の動きを反映して、当ファンドの基準価額は 2018年2月以降、市場平均を上回る推移となりました。

 

 

楽観的な世界経済成長見通しの下、 資源価格も底堅く推移

また、当ファンドが投資を行う新興国の労働人口増加国 には、特に、豊富な資源を有する資源国が多く存在しま す(ご参考1参照)。

過去、新興国株式は全体でみても、商品市況の動向と 連動した動きがみられました(図表6参照)。 労働人口増加国の中で代表的な資源国はブラジルや 南アフリカなどがありますが、商品市況は資源関連企業 や、ひいては一国の経済動向を左右する影響力を持ち、 金融セクターやその他様々な産業にも影響を与えると 考えられます(図表7参照)。

足元で、世界の経済成長に対する楽観的な見方や、物 価上昇見通しなどもあり、商品市況は底堅く推移してい ます。こうしたことは、資源国の株式市場にもプラスの恩 恵をもたらしていると考えられます。

 

 

 

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