設定来の当ファンドのパフォーマンスについて | ピクテ投信投資顧問株式会社

設定来の当ファンドのパフォーマンスについて インド アジア 新興国

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ポイント

当ファンドの設定来のパフォーマンスは、代表的なインドの株価指数を下回る推移となっています。2018年はインドの中小型株式にとって厳しい年となったことは、中小型銘柄への投資比率が相対的に大きい当ファンドにとってマイナスの影響となりました。しかし、市場の流れの中で株価が下落した質の高い銘柄については、再評価される局面が来ると考えられます。引き続き個別銘柄のファンダメンタルズに注目した、厳選投資に徹していく方針です。

設定来の当ファンドのパフォーマンス: 中小型銘柄のアンダーパフォームが重石に

2当ファンドのパフォーマンスは2018年4月3日の設定来でみると、代表的なインドの株価指数(図表1のインド株式)を下回る推移となりました。特に、2018年7月頃を境にパフォーマンス格差が拡大したかたちです(図表1参照)。

パフォーマンスに格差がついた背景の1つには、昨年のインド株式市場において中小型銘柄のパフォーマンスがふるわなかったことがあります(図表2参照)。

当ファンドは、個別銘柄のファンダメンタルズに注目したボトムアップ方式により、銘柄を厳選した投資を行っています。特に長期的にみて成長が期待できる銘柄に注目していますが、こうした銘柄は大型株よりも中小型銘柄に多く存在することなどから、中小型銘柄の組入比率が相対的に大きくなっています(図表3参照)。 一方、代表的な株価指数の構成銘柄は大型株が中心です。

中小型株が相対的に低調となった背景の一つには、国内の資金フローの状況が影響しているとみられます。いくつかの中小型銘柄については、企業会計に対する不信感などを受けて、株価が大きく下落しました。こうした動きは、インドの投資家がコーポレートガバナンス(企業統治)がより優れた企業を評価しようとしていると、ポジティブにも捉えることができますが、投資家の中小型銘柄に対するセンチメントの冷え込みは、優良銘柄も含めた市場全体にマイナスの影響を及ぼしたと考えられます。

また、インドの代表的な株価指数の構成銘柄のうち、プラスの寄与度が大きかったエネルギー企業、情報技術企業、生活必需品関連企業(いずれも時価総額では大型銘柄)などについて、当ファンドにおいては保有していなかったこともマイナスの影響となりました。
当ファンドでは、エネルギーセクターについて、競争が激しく事業環境は厳しいとの判断から、2018年を通して組入比率は極めて低位にとどめて(2018年12月には組入れなし)いました。また、情報技術や生活必需品などの消費関連銘柄は、成長が期待できるもののバリュエーション(投資価値評価)面で割高だと判断していました。

当面の運用スタンス:引き続き構造的な成長が期待できる銘柄に注目

中長期にみればインド株式は相対的に高いリターンが期待できるとの見方に変わりはありません。

足元の市場環境については、株式のバリュエーション水準の高まりや、マクロ経済環境の減速懸念などもあり、慎重なスタンスで臨むことが重要であると考えています。 また、2019年5月の総選挙に向けた政治的な動きにも注視が必要と考えられます。

前述の通り、2018年は特に中小型銘柄全体にとって厳しい年でありました。成長が期待される銘柄でも、一時的になんらかの要因で成長ペースが減速したことなどを受けて、株価が調整した銘柄も多く存在していますが、こうした場合には、投資の好機であると捉えています。当ファンドで投資を行っている中小型銘柄については、中長期的にみれば構造的な成長の恩恵を大いに受け、好リターンをもたらしてくれると考えています。

当ファンドのポートフォリオでは現状、民間銀行や保険会社など構造的な成長が期待できると考えられる分野の銘柄の組入比率を高めとしている結果、金融セクターの組入比率が相対的に高位となっています。

また、情報技術セクターについては、バリュエーション面で割高感があると考え、2018年9月頃までは代表的なインド株式指数と比べて、低位の組入比率に抑えていましたが、年後半の世界的なハイテク株の調整を経て、バリュエーション面で魅力が回復したと考え、足元では組入比率を引き上げました。

ヘルスケアセクターについては、足元でファンダメンタルズの改善やバリュエーション面での魅力があるとみています。

公益についても、バリュエーション面での魅力に加えて、安定的な成長が見込めると考えています。

一方で、エネルギーについては競争が激しいことなどもあり、エネルギーセクターについては組入比率を低位にとどめています。

また、生活必需品セクターについては、バリュエーション水準に割高感があることから、銘柄を絞って投資を行っています(図表4参照)。

中長期的には、個別企業のファンダメンタルズに注目した厳選投資で好リターンが期待

2018年12月末時点の当ファンドのポートフォリオの状況をみると、より確信度の高い銘柄に絞込み、27銘柄に投資を行っています。代表的なインド株式指数は同時点で78銘柄ありますが、当ファンドの組入銘柄との重複銘柄は10銘柄でした(図表5参照)。

また、前述の通り、当ファンドの同時点の組入銘柄を時価総額別の組入比率をみると、中小型銘柄の組入比率が相対的に高くなっています(1ページ目の図表3参照)。これらは、ベンチマークや時価総額によらず、個別銘柄のファンダメンタルズに注目した銘柄厳選を行った結果です。

中長期的にみれば、当ファンドのように個別企業のファンダメンタルズをしっかりと調査し、質の高い企業を厳選して投資を行う手法は、市場平均を上回るリターンの源泉になると考えており、今後も、こうした投資手法に徹していく方針です。

実際に、当ファンドと同様の運用戦略をとるピクテのインド株式運用戦略のパフォーマンスをみると、過去10年間と長期でみると市場平均を上回るリターンを実現しました(図表6参照)。

※将来の市場環境の変動等により、当資料記載の内容が変更される場合があります。 

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