先行き不透明な環境下、注目が集まるグローバル優良株式 | ピクテ投信投資顧問株式会社

先行き不透明な環境下、注目が集まるグローバル優良株式

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ポイント

2019年年初以来、世界の株式市場が回復する中、当ファンドのパフォーマンスは先進国株式の平均を上回る好パフォーマンスとなっています。今後についても、米中通商協議の行方、世界経済の先行き不透明感、企業業績の下方修正リスクなど、依然として不安定要因が払拭されない環境下、当ファンドが投資対象とするグローバル優良企業は投資家の注目を集めると考えられます。

不透明感が残る市場の中で 相対的に高いパフォーマンス

2019年年初から3月末までの当ファンドのマザーファンドの基準価額は、2018年年末の株式市場の調整局面での下落から一転、上昇に転じ、先進国株式の平均をわずかながら上回る推移となりました(図表1の期間⑦)。

さらに、局面別にみると、2015年5月以降の下落局面(図表1の期間④)を除いては先進国株式の平均を上回るパフォーマンスを示してきました。

当ファンドが投資対象とする、質が高く、業界をリードするグローバル優良企業(豊富な資金力、開発力、価格競争力、ブランド力、マーケティング力において優れる)は、長期にわたり高い利益成長が期待できるとみられることなどから、中長期的に相対的に好パフォーマンスが期待できると考えられます。特に、先行きの不透明感が強い中では、こうした企業群が改めて注目を集まる傾向があると考えられます。

注目点は、こうした強みなどにより、米中貿易戦争の深刻化・長期化などをうけて世界経済に対する懸念が強まる中、昨年後半(期間⑥)の下落局面や、2019年年初以来の反発局面(期間⑦)でも、先行きについては依然として不透明感が残る環境下、当ファンドが先進国株式の平均を上回るパフォーマンスを示したと考えられます。

当ファンドの2019年1-3月期における アウトパフォームの主な要因

当ファンドのマザーファンドの基準価額が2019年1-3月期に先進国株式をアウトパフォームした主な要因をセクター別にみると、資本財・サービスについて、グローバル優良企業を中心にオーバーウェイトとしたこと、ヘルスケアや生活必需品における銘柄選別効果の寄与などが挙げられます。また、金融セクターについては、アンダーウェイトとしていますが、当ファンドが注目するグローバル優良金融銘柄の相対的に良好なパフォーマンスがプラスの寄与となりました(図表2参照)。

また、業績が景気動向に比較的左右されにくいディフェンシブ性が高いとして注目していた生活必需品セクターの中では、世界的な高級化粧品企業エスティ ローダー(米国、生活必需品)など予想を上回る好決算を発表した企業などのパフォーマンスへの貢献度が大きくなりました(「ご参考:銘柄例」参照)。

今後の世界株式市場の見通し: 不透明感が残り、慎重スタンス継続が必要

2019年年初以降、米中通商協議の進展期待や、米国などの金融政策がハト派転換したことなどから世界的な流動性縮小懸念が後退したこと、中国の景気対策への期待などから、世界の株式市場は一転して上昇基調となっています。
しかし、年初からの上昇ペースが速かっただけに、いずれかの時点で調整が入る可能性があると考えられます。また、米中通商協議の進展についても懸念が残ります。こうした点から、世界の株式市場は引き続き値動きが大きくなる可能性が残されており、慎重な投資スタンスで臨む必要があると考えています。

世界経済は引き続き拡大が見込まれるものの、成長ペースが先進国を中心に減速することが懸念されています。こうした中で、企業業績の動向については、2019年は2018年に比べて、セクター間での格差が拡大する可能性があるとみています。また、成長率については、低下することが予想されています。さらに、特に米国企業などでは労働コストの上昇などを受けて、収益性の低下の可能性もあり、企業業績はもう一段の下方修正リスクがあると考えられます(図表3、4参照)。

引き続き不透明感が残る市場環境下においては、前述のように、当ファンドの投資対象であるグローバル優良企業に投資家の注目が集まる可能性が高いと考えます。

 

当ファンドの運用について: ディフェンシブ銘柄の投資機会も探る

引き続き、持続可能なビジネス・モデルを有し、中長期的に高い利益成長が期待できるグローバル優良企業を選別して投資を行っていく方針です。

バリュエーション(投資価値評価)の観点から、魅力のある欧州株式についてはユーロ圏で約17%、英国で約11%の組入れと代表的な先進国の株価指数(MSCI世界株価指数)(ユーロ圏約11%、英国約6%)に比べてオーバーウェイトを継続する一方、割高感の強い米国株式については約55%と、アンダーウェイト(MSCI世界株価指数では約62%)とします。 (注:当ファンドの組入比率については、主たる投資対象であるピクテ・メジャー・プレイヤーズ・マザーファンドにおける状況(2019年3月末時点)、株式部分のみでの比率)

 

また、セクター別では引き続きシクリカル性の高い(景気変動に業績が左右されやすい)情報技術や資本財・サービスのオーバーウェイトを継続しますが、企業業績の減速の可能性を考慮し、幅広いセクターにわたって魅力ある銘柄の投資機会を探っていく方針です。たとえば、よりディフェンシブ性の高い(景気変動に業績が左右されにくい)銘柄にも注目していく考えです。

シクリカル性の高いセクター(図表7の景気敏感株式)は2018年後半に一時的な調整があったとはいえ、その後は、再び堅調に推移し、年初来の相対パフォーマンスはディフェンシブ・セクター(図表7のディフェンシブ株式)を上回りますが、景気の減速が続く状況では値上がり益が解消される可能性があると考えます。世界景気敏感株式と米10年国債利回りとの相関は通常高くなっていますが、足元ではその相関が大きく低下しているため、今後平均回帰すれば世界景気敏感株式に下落圧力がかかり、ディフェンシブ株式に優勢な局面が来ると考えられるためです(図表7参照)。

 

 

具体的には、公益セクターなどがディフェンシブ・セクターの代表例ですが、公益企業は各地域で主に事業展開し、海外でも事業を拡大するグローバル企業は数少ないため、投資機会は限られているものの、投資テーマに合致し、魅力的な銘柄であれば投資のチャンスであると考えています。

 

<銘柄例>エスティ ローダー (米国、生活必需品)

エスティ ローダーは、世界的な高級化粧品メーカーで25以上のブランドを世界150ヵ国以上で販売しています。

同社が2019年2月に発表した2018年10-12月期の決算の中で、米中貿易戦争や中国の景気減速といった懸念を払拭する、予想を上回る良好な決算を発表しました。
特に、引き続き中国における高級化粧品の旺盛な需要がけん引役となりましたが、香港、韓国、日本などでも堅調な伸びを示したことから、アジア・パシフィック地域の売上高は前年同月比で20%程度の高成長ペースを維持しました(図表8参照)。加えて、今後の見通しについても底堅い成長が示されたことなどから、株価は大きく上昇しました(図表9参照)。

※将来の市場環境の変動等により、コメントの内容が変更される場合があります。

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