基準価額動向と投資戦略 | ピクテ投信投資顧問株式会社

基準価額動向と投資戦略

2018/11/29クアトロ
※投資リスク、手続・手数料等は、PDF版をご覧ください。

ポイント

貿易摩擦問題や米利上げ、新興国通貨安などを背景に、新興国株式や新興国通貨は大きく下落し、日本株式や資源関連株式なども低迷したことから、クアトロの基準価額は低調に推移しています。堅調な企業業績が株価を下支えすると見られる一方、貿易戦争やイタリアの財政問題などが相場のかく乱要因として残るものと見ています。株式相場が弱含む局面があれば、ディフェンシブ色の強い業種を中心に株式の組入比率を引上げる機会を探ります。

基準価額動向~2018年2月以降低調に推移

2018年2月には米国の追加利上げ観測をきっかけに、株式、債券市場ともに大きく下落しました。その後、市場は一進一退を続け、5月以降は良好な企業業績を背景に米国株式は上昇する一方、貿易摩擦問題や米利上げによる債務懸念、新興国通貨安などを背景に、新興国株式や新興国通貨は大きく下落し、日本株式や資源関連株式なども低調に推移しました。さらに10月には米中間選挙を控え市場の不透明感が高まるなか、長期金利の急上昇や米中貿易摩擦問題やイタリアの財政問題などを背景にリスク回避の動きが高まり、再び急落に見舞われました。
こうしたなか、環境下、クアトロの基準価額も2018年1月末から11月22日にかけて-477円(-4.3%)下落し、10,560円となりました。同期間の主な変動要因は債券が-46円、株式が-149円、オルタナティブが-50円などとなりました。 

 

 

日本株式やグローバル株式などを中心に株式が大きなマイナス要因

2018年1月末~直近にかけての変動要因をみると、株式では、日銀の金融緩和政策による景気回復期待と相対的な割安感から注目していた日本株式が低調に推移したことや、インフレ率上昇への備えとして注目していた金鉱株式がドル高の影響を受けて低調に推移したこと、利益成長期待と割安感に着目し2-3月に保有していた新興国株式の下落などによるマイナス寄与度が高くなりました

債券は、米国物価連動国債が期間を通すとプラスに寄与する一方、割安感に注目し、5月まで保有していた現地通貨建て新興国債券の下落などがマイナスとなりました。

先物は、2月の市場急落時には、リスク分散、回避のためのナスダックとVIX先物のヘッジポジションがプラスに寄与したものの、9-10月には株式のヘッジとして保有していた一部のポジションやなどがマイナスとなり当期間でマイナス寄与となりました。

一方、安定した収益源として期待されたオルタナティブはマイナス寄与となりました。フィジカルゴールドがドル高の影響を受けて同期間通じてはマイナス寄与となったほか、新興国経済を巡る不透明感などから中華圏株式のロング・ショート戦略やマルチストラテジー型市場中立戦略などが振るいませんでした。

(※将来の市場環境の変動等により、当資料記載の内容が変更される場合があります。)

※変動要因は月次ベースおよび設定来の基準価額の変動要因です。基準価額は各月末値です。設定来の基準価額は基準日現在です。
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※各項目の注意点[ファンドの現況][ファンドの騰落率][設定来基準価額推移]基準価額は信託報酬等控除後です。信託報酬率は「手続・手数料等」の「ファンドの費用」をご覧ください。純資産総額およびその前月末比は、1億円未満を切り捨てて表示しています。ファンドの騰落率は各月最終営業日ベースです。
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※REITは株式に分類しています。

※クアトロの基準価額は、実質的な信託報酬等控除後、また換金時の費用・税金等は考慮しておりません。
※新興国株式:MSCI新興国株価指数、日本株式:TOPIX、世界国債:FTSE世界国債指数、日本国債:FTSE日本国債指数、世界株式:MSCI世界株価指数、米国株式:S&P500種指数
※株価指数は配当込み出所:ブルームバーグをもとにピクテ投信投資顧問作成

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