投資戦略~景気減速懸念と政治的不透明感を考慮し慎重姿勢 | ピクテ投信投資顧問株式会社

投資戦略~景気減速懸念と政治的不透明感を考慮し慎重姿勢

2019/01/25クアトロ
※投資リスク、手続・手数料等は、目論見書をご覧ください。

ポイント

世界的な景気減速懸念と政治的な不透明感を背景に不安定な相場展開が続くと思われることから、株式に対しては警戒的なスタンスを継続します。業種では引続きヘルスケアや公益、生活必需品、REITなどに投資妙味があると見ています。債券については、米国の利上げの早期打ち止め観測を背景に、特に米国債券に対する強気スタンスを維持する方針です。

12月の投資実績と市場環境

クアトロの2018年12月28日の基準価額は、前月末比で-203円(-1.91%)の10,420円となりました。 (図表1参照)。
2018年12月の基準価額変動要因の内訳は、株式-168円、債券+13円、オルタナティブ-22円、先物-27円などとなりました。

世界の株式市場は、中国の大手通信機器メーカーの幹部が逮捕されたことで米中貿易摩擦が深刻化するとの懸念が広がったことや、米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利の引上げを発表したあとのコメントが予想よりハト派的(金融緩和選好)ではなかったことを嫌気して、大幅下落となりました。業種別では、金融、エネルギー、資本財・サービスなど景気敏感セクターの下落率が拡大しました。一方、公益セクターの下落率は限定的でした。

米国債券市場は、10月の米雇用統計が堅調だった一方で、原油価格の急落など景気の先行きに対する不安材料もあり、月を通せば債券相場は上昇(利回りは低下)しました。一方欧州では、ユーロ圏の景気指標が軟調であったこと、英国の欧州連合(EU)離脱プロセスが不透明となったことなどを背景に、リスク回避姿勢が高まり世界国債市場は上昇(利回りは低下)しました。

米国債券市場は、米中貿易戦争の先行き不透明感や株価の大幅下落などを背景にリスク回避姿勢が高まり、債券相場は上昇(利回りは低下)しました。一方欧州では、ユーロ圏の景気指標が軟調であったことや、英国の欧州連合(EU)離脱プロセスが不透明となったことなどを背景に、債券相場は上昇(利回りは低下)しました。

ドル・円為替市場は、米連邦政府機関の閉鎖やパウエルFRB議長の解任観測などの政治的不透明感が嫌気され、月末にかけて円高・ドル安の流れが加速しました。 ユーロ・円為替市場は、欧州中央銀行(ECB)の資産購入プログラム停止がユーロの下支え要因となったものの、世界的な株安を背景に安全通貨である円への資金逃避の流れが強まった結果、円高・ユーロ安が進みました。

(※将来の市場環境の変動等により、当資料記載の内 容が変更される場合があります。)

 

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