投資戦略~業績下方修正リスクと中国景気刺激策の綱引き | ピクテ投信投資顧問株式会社

投資戦略~業績下方修正リスクと中国景気刺激策の綱引き

2019/03/15クアトロ
※投資リスク、手続・手数料等は、目論見書をご覧ください。

ポイント

世界的に株価が反発していますが、景気減速を示す経済指標が各国で見られ始めており、いずれ企業業績が下方修 正される可能性は否定できません。このため当ファンドでも株式の投資比率を概ね現状程度に留める方針です。ただし 中国政府が景気刺激策を積極的に打ち出していることから、中国株やドイツ株の組入比率を引上げることを検討しま す。

 

 2月の投資実績と市場環境

クアトロの2019年2月28日の基準価額は、前月末比で +139円(+1.31%)の10,735円となりました。
2019年2月の基準価額変動要因の内訳は、株式+86円、債券+23円、オルタナティブ+24円、先物+23円などとなりました。

世界の株式市場は、米中通商協議の進展に対する期待や、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が政策金利を当面据え置く姿勢を示したこと、さらに欧州中央銀行(ECB)が金融緩和姿勢に転じるとの期待などを背景に、前月に引続き上昇しました。業種別では、情報技術、資本財・サービスなどが市場平均を上回りましたが、不動産や金融、一般消費財・サービスなどは市場平均を下回る結果となりました。

米国債券市場は、12月の小売売上高が急減するなど弱い経済指標を受けて利回りが低下(価格は上昇)しました。FRBのパウエル議長が議会証言で政策金利を当面据え置く姿勢を示したことも相場の上昇要因となりました。欧州債券市場は、欧州連合(EU)がユーロ圏の経済成長率予想を下方修正したことや2月の独Ifo企業景況感指数が市場予想を下回ったことなどから、主要国の債券相場は上昇(利回りは低下)しました。

ドル・円為替市場は、1月の米ISM製造業景況指数が急反発したことや米雇用統計で非農業部門雇用者数が増加基調を維持したことなどを受けドルが堅調に推移しました。米中貿易戦争の緊張緩和期待が高まり、リスク回避姿勢が後退したことも円安・ドル高要因となりました。ユーロ・円為替市場は、2月のユーロ圏サービス業購買担当者景気指数(PMI)が堅調であったことや日本の経済指標が軟調であったことなどことから、円安・ユーロ高となりました。

(※将来の市場環境の変動等により、当資料記載の内 容が変更される場合があります。)

 

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