投資戦略~企業業績の下方修正リスクに対する警戒を継続 | ピクテ投信投資顧問株式会社

投資戦略~企業業績の下方修正リスクに対する警戒を継続

2019/04/15クアトロ
※投資リスク、手続・手数料等は、目論見書をご覧ください。

ポイント

米連邦準備制度理事会(FRB)の方針転換や中国の景気下支え策によって世界的に株価は順調な動きを見せていますが、企業景況感や貿易活動が上向く兆しは見えておらず、株式市場は企業業績の下方修正リスクを過小評価しているものと思われます。このため株式の投資比率は概ね現状程度に据置くと同時に、景気変動の影響を受けづらい業種を中心に防衛的な運用姿勢を継続します。

 

3月の投資実績と市場環境

クアトロの2019年3月29日の基準価額は、前月末比で+80円(+0.75%)の10,815円となりました。(図表I参照) 2019年3月の基準価額変動要因の内訳は、株式+26円、債券+31円、オルタナティブ-21円、先物+55円などとなりました。

世界の株式市場は、世界経済の減速を示す経済指標が相次いだことで軟調となる局面もありました。しかし中国政府の景気刺激策に対する期待が強まったことや、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内の利上げ停止を示唆したことなどから、株価は小幅続伸となりました。業種別では、生活必需品、情報技術、公益などが上昇した一方、金融や資本財・サービス、素材などは下落しました。

米国債券市場は、2月の雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったことなどから、債券価格は上昇(利回りは低下)しました。また3月米連邦公開市場委員会(FOMC)で年内利上げ停止が示唆されたことも、相場の上昇要因となりました。欧州債券市場は、欧州中央銀行(ECB)が利上げ時期を先送りする考えを示したことや、ドイツの3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が急落したことなどから、債券相場は大幅に上昇(利回りは低下)しました。

ドル・円為替市場は、米国景気の鈍化懸念や米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ停止観測からドル安に振れる局面がありました。しかし月末にかけては米中通商協議の進展期待などからリスク回避姿勢が後退し、月間を通じては小幅な円安・ドル高となりました。ユーロ・円為替市場は、欧州中央銀行(ECB)が利上げに慎重な姿勢を示したことや、軟調な経済指標が相次いだことなどから、円高・ユーロ安が進行しました。

(※将来の市場環境の変動等により、当資料記載の内 容が変更される場合があります。)

 

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