基準価額動向と投資戦略 | ピクテ投信投資顧問株式会社

基準価額動向と投資戦略

2020/03/10クアトロ
※投資リスク、手続・手数料等は、目論見書をご覧ください。

ポイント

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞が、世界の金融市場に大きな影響を与え、金融市場はパニックの様相を強めていますが、こうした局面では適正値から乖離した価格が形成されやすく、無闇に動くのは得策ではないと考えます。現時点においては、ポートフォリオの変更は最低限に留めています。

新型コロナウイルスの感染拡大による市場の混迷

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞が、世界の金融市場に大きな影響を与えています。

9日のNY株式市場ではダウ工業株30種平均が2000ドル以上下落し、全ての株式売買を一時中断する措置(サーキットブレーカー)が一時発動される事態となりました。さらに日経平均株価も10日には一時19,000円を割り込む動きとなっています。加えて、OPEC(石油輸出国機構)の減産協議が決裂したことで、原油価格もWTIが一時27ドル台にまで下落しました。

一方、安全資産への需要が集中しています。金相場は9日に先物で一時1700ドル台を付け、米10年国債利回りが時間外取引で0.3%台にまで低下(価格は上昇)、為替市場では一時101円台まで円高ドル安が進行しました。

足下のクアトロの運用状況

こうした環境下、3月9日時点のクアトロの基準価額は11,488円と前日比で41円の下落となりましたが、年初来では+1.33%、3月に入ってからも+0.48%と、依然としてプラスを維持しています。

これは世界経済に対する慎重な見方を反映し、クアトロが保守的な投資スタンスを取ってきたことが背景と考えています。具体的には2月末時点で、株式の比率を17.6%に留めると同時に債券の組入れは51.0%と比較的高位に保っていました。また組入れている銘柄についても、ディフェンシブ株式や低ボラティリティ株式など防衛的な戦略が中心でした。

今、金融市場はパニックの様相を強めていますが、こうした局面では適正値から乖離した価格が形成されやすく、無闇に動くのは得策ではないと考えます。現時点においては、これまで高位に保ってきたディフェンシブ株式や高品質株式戦略をやや引下げて、米国株のコールオプションやスイス株の先物を買い建てた以外は、ポートフォリオの変更は最低限に留めています。

今後の投資戦略

今後の見通しについては、新型コロナウイルスがどれだけ早期に収束できるかによって金融市場のリターンも大きく左右されると思われます。ただしマーケットは世界経済のリセッション(景気後退)を想定して下落しており、今後は各国の景気対策が打ち出されるものと思われることから、株価と景気認識のバランスが均衡しつつあるように思われます。したがって今後は、ポートフォリオのリスクを高めていく機会を慎重に見極めていく方針です。

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