食品や製品の安全・安心を支える検査サービス | ピクテ投信投資顧問株式会社

食品や製品の安全・安心を支える検査サービス

※投資リスク、手続・手数料等は、目論見書をご覧ください。

ポイント

食品や様々な製品は国境を越えて複雑に行き交い、私たちの手元に届く時代において、食品や製品に対する安全性への懸念や関心は高まっています。また、これに対応して世界的に規制・規格の強化の流れがみられます。こうした流れの中で、セキュリティ関連企業の1つでもある検査関連企業の果たす役割は重要性を増しており、注目されます。

 

その食品、安全ですか?~食品検査の重要性~

「食」は、わたしたちが生きていく上でもっとも基本的で重要なことです。その「食」の安全が今、揺らいでいます。

保存料、甘味料、着色料、香料などを含む食品添加物、遺伝子組み換え作物などは今や当たり前のように使用されています。また、加工食品や調理済み食品なども、手軽に利用できることから広がりを見せています。

さらに、食品の流通は世界的に拡大しています。日本でも野菜や果物をはじめ様々な食品を外国からの輸入に依存している状況です。こうした中で、「食」の安全を改めて考える機会が増えており、「食」の安全を支える検査の重要性が増しているとも考えられます(図表1参照)。

日本における「輸入食品」の例をみると、輸入食品の増加とともに、検査件数も概ね増加傾向を辿っています(図表2、3参照)。

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輸入食品がわれわれの手元に届くまでには、様々な検査 が段階ごとに行われています(図表4参照)。 図表3には、実際に日本の検疫検査で食品衛生法に違 反していることが判明した食品のほんの一例を挙げていま す。各種検査なくしては、わたしたちの「食」の安全は語れ ない時代になっているとも言えます。

 

規制強化の流れも 検査の重要性を増す要因に

前述のような食品だけでなく、様々な製品が国境を越え て複雑に行き交う状況において、当局による各種規制・規 格も強化される傾向にあり、これに準拠したモノであるかを 検査・証明する必要が増しています。 実際、食品や製品の安全に対する規制の強化は世界的 に進んでいます(図表5参照)。

例えば、欧州における「食」に関する規制強化の動きです が、この背景には1996年に発生したBSE問題(牛海綿状 脳症、いわゆる狂牛病)により、「食」の安全を求める世論 が高まったことなどが契機となっています。それまで欧州 連合(EU)域内ではその多くが各国の国内法による安全規 制が行われていたり、品目毎に異なった規制手法や、内 容の矛盾などの不備が指摘されていました。そこで、 2002年に一般食品法が採択されて初めて、すべての食 品・すべての事業者に適用される一般食品法が誕生しま した。2006年には依然とし複雑な規定となっていた食品 衛生にかかわる分野が統合・単純化される形で抜本的な 改正が行われ、その後も追加や改正が行われています。

こうした規制の強化は、検査需要の拡大につながることか ら、各種検査サービスを提供する企業の活躍の場の拡大 にもつながると考えられます。

 

検査需要の拡大が予想され、また、細分化 された市場であるがゆえ、活発なM&A

食品や製品に対する検査などの検査受託サービス市場 は非常に細分化されており、食品検査で世界的な大手企 業であるユーロフィン・サイエンティフィック(フランス)でも、 全体の売上高は3,300億円(2016年度実績、2017年10 月末時点で円換算)と規模がそれほど大きくないことが特 徴です。

今後も食品や様々な製品が国境を越えて行き交う量は 増加することが予想されます。加えて食品や製品に対す る安全性を求める声の高まりを背景に、規制も強化される 傾向は、検査サービス需要の拡大につながると考えられ ます。こうした環境を背景に、この分野におけるM&A(買 収・合併)の動きは活発です(図表6参照)。

世界的な需要の拡大を背景に、規模の経済を働かせる ことができるかが、今後の成長のカギの1つとなるでしょう。 こうした成長性を背景に、堅調な株価推移を示す検査 サービス提供企業も存在し、注目されます。

検査サービスを提供する セキュリティ関連企業の例

ユーロフィン・サイエンティフィック (フランス) ~分析・検査サービスの世界的企業~

◆ 時価総額: 1.2兆円(2017年10月末時点)

◆ 売上高: 3,300億円 (2016年度実績)

◆ 予想PER: 37.4倍(2018年度予想ベース)

※すべて2017年10月末時点の為替(1ユーロ=131.86円)で円換算

出所:ブルームバーグ、I/B/E/Sのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成

食品、環境、医薬関連製品の分析・検査サービスに加え て、臨床診断試験などを世界約40ヵ国で展開する世界 的企業です。有する検査・分析手法の数はおよそ13万種 類にも及びます。

食品検査では、欧州を中心に世界的にトップクラスの市 場シェアを有し、日本でも、厚生労働省の登録検査機関 として輸入食品の安全に貢献する企業です。

M&A(買収・合併)と検査ニーズの高まりなどを受けて、成 長を達成していますが、今後もこうした点が成長ドライバー となるとみられます。また、同社が受託する検査の契約は 数年単位と比較的長く、キャッシュ・フローの安定性、予 測可能性が高いことも魅力です。

インターテック・グループ(英国) ~認証機関として世界の大手の一角~

◆ 時価総額: 1.3兆円(2017年10月末時点)

◆ 売上高: 3,800億円 (2016年度実績)

◆ 予想PER: 25.3倍(2018年度予想ベース)

※すべて2017年10月末時点の為替(1英ポンド=149.80円)で円換算

出所:ブルームバーグ、I/B/E/Sのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成

1885年に英国で創業し、130年以上の歴史を有する企 業であり、様々な産業界の顧客に向けに試験・検査・認 証・審査/監査などのサービスを提供しています。例えば、 食品検査のほか、電気・電子機器製品の安全試験や電 磁波適合性試験、性能試験などの製品試験や、輸出先 の安全規格に適合しているか等の認証サービス、各国政 府との契約のもと、輸入品の船積前検査などを行ってい ます。また、国際標準化機構(ISO)による品質マネジメン トシステムに関わる規格(ISO9001)等の認証機関として も世界的に有名な企業です。

技術革新サイクルの加速化により新たな技術が次々に生 み出され、また、製品等の安全が求められる環境下で各 種規制が強化される中、また、各企業のリスク・マネジメン ト強化の動きなども追い風となり、着実な成長が期待され る企業の1つです。

同社もユーロフィン・サイエンティフィック社と同様、M&A などにより世界的なネットワークの拡大をしています。また、 過去約10年間のキャッシュ・フロー成長率は年率+15% 超と高いキャッシュ・フロー創出力も有しています。

(※将来の市場環境の変動等により、当資料記載の内 容が変更される場合があります。)

 

当レポートで言及した個別銘柄は、セキュリティ関連企業の一例を紹介す るものであり、売買の勧誘・推奨を目的としたものではありません。

当ページのデータは過去の実績であり、将来の当ファンドの運用成果等を 示唆あるいは保証するものではありません。

 


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