世界的な株安の影響を受けて、セキュリティ関連企業の株価も下落 | ピクテ投信投資顧問株式会社

世界的な株安の影響を受けて、セキュリティ関連企業の株価も下落

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ポイント

世界的な株安となる中、市場全体の流れの影響を受けて当ファンドの基準価額も下落しました。当ファンドの運用においては、景気の影響を受けやすいと考えられる自動車部品関連銘柄などの組入れを引き下げてきました。一方、電子決済処理やサイバー・セキュリティ関連については今後も構造的な成長が期待できるとみています。今回のような市場全体の下落はファンダメンタルズの堅調な銘柄にとって投資機会となる可能性もあるとみています。

世界的な株安の影響を受けて、 セキュリティ関連企業の株価も下落

米国の長期金利上昇や米中貿易問題が、実体経済にマイナスの影響をもたらすのではないかとの懸念が高まる中、足元で世界的な株安となっています。
こうした中、セキュリティ関連企業の株価も2018年10月に入って大きく下落しており、当ファンドのマザーファンドは2018年9月末以降足元(2018年10月12日(金))で  約-10%の下落となり、先進国の市場平均(図表1の「先進国株式」に比べても下落率が大きくなりました。

こうした背景の一つには主要ハイテク銘柄や半導体関連銘柄が特に大きく下落するなど、情報技術セクターの株価調整といった流れの中で、当ファンドの投資対象であり、これまでの株価の上昇率が大きかった電子決済関連やサイバーセキュリティ関連銘柄についても利益確定の動きが強まり、株価が下落したことがあります。
さらに、米中貿易戦争の長期化・深刻化により実体経済の減速などが懸念される中で、当ファンドの投資対象である先進運転支援システム(ADAS)などを手がける自動車部品関連をはじめとした景気敏感銘柄の株価の下落率が相対的に大きくなったことも、当ファンドにとってマイナスの影響となりました(図表2参照)。

なお、10月12日(金)の株式市場では、市場の混乱はいったん収束し、セキュリティ関連株式の株価も反発しました。

 

 

当ファンドの運用方針について: サブセクター間での調整と債務の見極め

セキュリティ関連株式を企業業績動向の特性という観点から、①セキュリティ関連機器、②セキュリティ関連サービス、③ITセキュリティ製品の3つにセキュリティ関連企業を分類することができると考えており(図表4参照)、 当ファンドの運用においても、この3つのサブ・セクターにおける組入比率の調整を行っています。

今年に入って、企業業績が相対的に景気敏感な傾向にあると考えられる①セキュリティ関連機器分野の銘柄の組入比率については、引き下げる調整を行っていました(図表3参照)。
例えば、セキュリティ関連機器の中で代表的な自動車部品関連銘柄の比率については、2017年12月時点の7%から9月末時点では3%と半減させて、リスクに備えていました。
ただし、セキュリティ関連機器の中でも、特にライフサイエンス分野の検査・分析機器を手がける企業については、底堅い需要動向が期待できることなどから、組入比率を維持しています。

一方、②セキュリティ関連サービス分野については、特に電子決済関連銘柄に注目しています。足元の株式市場の調整で、これらの銘柄も下落しましたが、世界的なキャッシュレス化の流れやeコマースの拡大の中で構造的な成長が期待できるとの見方には変わりはありません。

③ITセキュリティ製品分野についても、ネット上でのデータ漏洩や不正流用が問題となる中で、欧州の一般データ保護規則(GDPR)をはじめ各国・地域で個人情報をはじめ、各種データのやりとりに対する規制強化の流れが強まっています。
こうした流れは、ITセキュリティ製品分野の中でも、サイバー・セキュリティ企業の業績に追い風となり、今後も高い成長が期待されると考えられます。

また、全体としては、金利上昇が予想される中、債務比率が高い銘柄の組入れについては特に慎重に行っていく方針です(高水準の債務を抱える銘柄への投資を行わない、または、組入比率は極めて低位にとどめるなど)。

引き続き、各分野においてより強固な地位を築いているか、収益性を高めることが可能か、利益成長を達成できるか、潤沢なキャッシュ・フローを有しているか、といった観点に特に注目しながら銘柄を厳選していく方針です。

 

今後の見通し:7-9月期決算および見通し に注目。中長期的な成長期待は変わらず

短期的には、引き続き米国の金利動向や米中貿易問題などを巡って、世界の金融市場は値動きが大きくなる可能性は残されており、今後の動向には十分注視していく必要があると考えます。

また、米国企業などを中心にこれまで好調な企業業績が続いてきただけに、金利上昇やインフレ懸念、景気減速懸念などが台頭する中で、企業業績の先行きに不透明感がでていることも否定できません。

今後、発表される2018年7-9月期の企業決算の中で、こうした不透明感を反映して今後の見通しが下方修正され、株価にそれらが織り込まれた後は、株式市場は落ち着きを取り戻す可能性もあると考えます。
この場合、今回のような市場全体の調整の中で、特にファンダメンタルズ(基礎的条件)が堅調であるにもかかわらず株価が下落した銘柄については大きく反発し、良好な投資機会となる可能性もあると考えます。

いずれにせよ、今後発表される7-9月期決算と見通しについては、注視していく必要があると考えます。

中長期的には、都市化の進展、グローバル化の進展、技術革新などを受けて、我々の生活を取り巻く環境は複雑化し、大きく変化しています。こうした世界のメガトレンドの中で、心身共に豊かで快適な生活を送るため、「安全・安心」に関わる製品やサービスへの需要はますます高まると考えられます。

こうした環境下、当ファンドが投資対象とするセキュリティ関連企業の利益成長やキャッシュフロー創出力は、中長期的にみると他の業種を上回ると予想されます。引き続き「セキュリティ」は魅力的な投資テーマであるとみています。

(※将来の市場環境の変動等により、当資料記載の内 容が変更される場合があります。)

当ページのデータは過去の実績であり、将来の当ファンドの運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません。


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