超短期的には警戒も、中長期的な投資魅力に変化なし | ピクテ投信投資顧問株式会社

超短期的には警戒も、中長期的な投資魅力に変化なし

※投資リスク、手続・手数料等は、目論見書をご覧ください。

ポイント

2019年年初以降、当ファンドのマザーファンドのパフォーマンスは、相対的に良好な利益見通しなどを背景に、先進国株式を上回る推移が続いています。これまでの株価の上昇にともない、予想PERも上昇しており、超短期的にみると警戒が必要です。ただし、中長期的には、セキュリティ関連需要は拡大が見込まれ、投資魅力には変わりがないと考えます。

良好な利益見通しを背景に株価上昇。 ただし、バリュエーション水準も上昇

ピクテ・セキュリティ・ファンド(為替ヘッジあり)/(為替ヘッジなし)(以下、当ファンド)のマザーファンドであるピクテ・セキュリティ・マザーファンドのパフォーマンスは、2019年年初以来、先進国株式を上回る推移が続いています(図表1参照)。

こうした良好なパフォーマンスの背景には、当ファンドの投資対象である世界のセキュリティ関連企業の堅調な利益見通しなどがあると考えられます。足元の市場環境は、米中貿易戦争の激化に対する懸念や、世界経済の先行き不透明感の高まりなど、不安要素があるものの、電子決済関連やサイバーセキュリティ関連などをはじめ、セキュリティ関連分野に対するニーズは高く、セキュリティ関連企業の利益動向は底堅く推移すると見込まれています(図表2参照)。

ただし、株価の上昇にともない予想株価収益率(PER)が上昇するなど、バリュエーション(投資価値評価)水準は相対的に高まっています(図表3参照)。

 

超短期的には値動きに注視が必要。 運用は銘柄選別、慎重なスタンスを継続

前述の通り、米中貿易戦争の激化・長期化により、世界経済や企業業績の先行き不透明感が高まっています。現時点ではセキュリティ関連企業の利益見通しは概ね堅調な推移が予想されているものの、他のセクターの企業と同様に外的な要因により短期的に業績が悪化し、今後、利益見通しの下方修正や、事前予想を下回る決算の発表などの可能性が考えられます。

また、他のセクターに比べてバリュエーション水準が高めになっていることから、仮に市場全体の大幅な調整局面を迎えた場合などには、株価が一時的に大きく下落することも想定されます。

このような市場環境下、運用に際しては各分野においてより強固な地位を築いているか、収益性を高めることが可能か、利益成長を達成できるか、潤沢なキャッシュフローを有しているか、といった観点に特に注目しながら銘柄を厳選していく方針です。また、セキュリティ関連株式の中でもシクリカル性が高い銘柄やバリュエーション水準を注視しながら、よりディフェンシブな投資スタンスを継続していきます。

・・・ただし、 中長期的な投資魅力に変化なし

長期的には技術革新や都市化の進展、政策や規制の後押しなどにより構造的に成長ができる分野であり、「セキュリティ」は魅力的な投資テーマであるとの見方に変わりありません。短期的な調整は、中長期的にみれば投資機会となる可能性もあります。
今後の世界の政治・経済動向や金融市場動向、個別企業の業績動向などしっかりと見極めていくことが大切であると考えます。

(※将来の市場環境の変動等により、当資料記載の内 容が変更される場合があります。)


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