米国:個人消費支出は2ヵ月連続で好調な伸びを記録 | ピクテ投信投資顧問株式会社

米国:個人消費支出は2ヵ月連続で好調な伸びを記録 先進国 北米 米国

2016/07/01先進国

ポイント

米国:個人消費支出は2ヵ月連続で好調な伸びを記録米国の2016年5月の個人消費支出が2ヵ月連続で増加したことから、GDP(国内総生産)成長率の予想を上方修正する可能性もあると見ています。一方、世界経済の現状を勘案すると、インフレは当面低位で推移することが予想されます。

個人消費支出:先行きは良好

2016年6月29日、米国商務省経済分析局が発表した5月の実質個人消費支出は前月比+0.3%と市場予想を上回りました。また、4月改定値が上方修正されたことから、4-5月平均の伸び率は1-3月期比で年率+4.8%と伸びが際立ちました(図表1参照)。

上記の数値は、米国消費の先行きは明るいと見るピクテの予想と相容れると考えます。雇用や家計所得の持続的な伸びが見込まれる中、消費者心理は比較的好調に推移しており、高位に留まる貯蓄率の一段の低下もあり得ます。いずれも、個人消費を支える要因となるはずです。今後の見通しについては、4-6月期、下期ともに良好な水準を維持するものと考えます。

GDP(国内総生産)成長率についても、4-6月期および2016年、2017年の通年予想いずれも明るい見通しを持っており、2016年予想は今年初めての上方修正を検討することになりそうです。

物価上昇圧力:低位に留まる

5月のコアPCE価格指数(PCEデフレーター、食品・エネルギーを除く)は、前年同月比+1.6%と市場予想通りでした(図表2参照)。

労働市場の需給の緩みが明確な縮小基調を示していることから、賃金上昇は加速度を増すことが予想される一方、足元の上昇は緩やかな水準に留まっており、コア・インフレに及ぼす影響も、年内は小幅に留まることが予想されます。

世界経済の現状は、米国の物価上昇をもたらすどころか下押し圧力となることも予想されます。実際のところ、米国の長期のインフレ期待は低下基調を辿っています。

コアPCE価格指数は、年内、2%を下回って推移する可能性があると見ています。

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