バイオ医薬品市場(14年2月号) | ピクテ投信投資顧問株式会社

バイオ医薬品市場(14年2月号) バイオ医薬品 グローバル

ポイント

1月のバイオ医薬品関連株式市場は、世界の株式市場が軟調な動きとなる一方で、バイオ医薬品関連株式については堅調な企業業績や良好な2014年の見通しなどを背景に大きく上昇しました。

バイオ医薬品関連企業の株価動向

1月のナスダック・バイオテック指数(ドルベース、配当含まず)は月間で上昇しました。概ね良好だった2013年10-12月期の企業業績と楽観的な2014年見通しが株価上昇の要因となりました。

業績関連ニュースでは、イルミナ(米国)は、堅調な業績と強気な見通し、新薬の発表などを背景に上昇しました。同様に、アレクション・ファーマシューティカルズ(米国)は、堅調な業績などを背景に上昇しました。一方、セルジーン(米国)は研究開発費の増加により利益が市場予想に届きませんでした。

治験関連ニュースでは、ニューロクライン・バイオサイエンス(米国)は遅発性ジスキネジア治療薬候補のフェーズ2で良好な治験結果を発表しました。メディベーション(米国)は前立腺がん治療薬エンザルタミドについて初期段階の治療における適用拡大についてのフェーズ3で良好な治験結果を発表しました。ファーマサイクリックス(米国)は、慢性リンパ性白血病治療薬イブリチニブについて高い有効性が示されたことからフェーズ3の治験を早期に終了することを発表しました。また、インターセプト・ファーマシューティカルズ(米国)は、非アルコール性脂肪性肝炎治療薬について有意な結果が示されたことを発表しました。

承認関連ニュースでは、アクティブ・バイオテック(スウェーデン)の多発性硬化症治療薬候補ラキニモドは欧州諮問委員会(CHMP)からの承認を得られませんでした。

今後のバイオ医薬品市場見通し

医薬品価格引き下げ圧力の高まりなどのマイナス材料もあるものの、ここ最近の大型医薬品の承認や、有望な新薬のパイプラインの動向から、バイオ医薬品関連企業群は引き続き成長が期待できると考えており、今後数年にわたってヘルスケアセクターを上回る売上成長が期待できると見ています。

こうした成長性に加えて、一般的に期待感が低くなっている中で、良好な治験結果が示されれば、中長期的にはバイオ医薬品関連企業の株価は引き続き上昇基調が期待できると考えます。しかし、ここ最近、バイオ医薬品関連企業の株価は良好なパフォーマンスを続けていることもあり、バリュエーション(投資価値評価)水準は上昇しています。

成長への期待感は株価に織り込まれつつあり、今後、今の予想を上回る決算や治験結果を発表することは徐々に難しくなっています。また、予想を下回る決算や治験結果を発表する企業も出てくる可能性も否めないため、注視が必要と考えます。

大型株と中型株を中心に、画期的かつニーズが高く将来性が期待される薬品や、既存薬に無い特徴を有した薬品で、開発の最終段階に近づいている企業に注目が集まると考えます。

(※将来の市場環境の変動等により、上記の内容が変更される場合があります。)

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