後発医薬品企業への捜査を受けバイオ医薬品株も下落 | ピクテ投信投資顧問株式会社

後発医薬品企業への捜査を受けバイオ医薬品株も下落 北米 米国 バイオ医薬品

ポイント

11月3日のバイオ医薬品関連株式の株価は、米大統領選挙を控え先行き不透明感が高まる中で、後発医薬品(ジェネリック)メーカーに対する米連邦検察当局による刑事捜査の報道を受け、大きく下落しました。

後発医薬品企業への刑事捜査を受けバイオ医薬品株も下落

バイオ医薬品関連株式の動きを示すナスダック・バイオテック指数は、11月2日、3日の2日間で-4.7%の下落となりました。

バイオ医薬品関連株式については、米大統領選を控える中、医薬品の価格引き下げ圧力に対する不透明感などを背景に、このところ軟調な動きとなっています。11月3日については、後発医薬品(ジェネリック医薬品)メーカー数十社に対して米連邦検察当局が価格操作で共謀した疑いで刑事捜査が進められているとの報道を受け、今回の捜査に直接的な関係のないバイオ医薬品企業の株価についても下落する展開となりました。

中長期的な魅力には変更ないものの、短期的な株価変動には注意が必要

バイオ医薬品関連企業については、今後も有望な治療薬候補の良好な治験結果の発表や新薬の当局からの承認、バイオ医薬品関連企業の高い技術や新薬候補を狙った活発なM&A(合併・買収)などが続くと予想されており、これらは中長期的に株価にとってプラス要因となると考えられます。

ただし短期的には、今月(2016年11月)8日に米国大統領選挙を控え、医療制度改革や薬価に対する規制の動きがひろがる懸念もあります。画期的な新薬を提供しているバイオ医薬品については、過度に懸念する必要はないと考えますが、引き続き注視は必要と考えます。そのためバイオ医薬品関連企業を含むヘルスケアセクター全体で株価が調整する可能性には注意が必要です。

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