ジョンソン・エンド・ジョンソンがアクテリオンを買収 | ピクテ投信投資顧問株式会社

ジョンソン・エンド・ジョンソンがアクテリオンを買収 バイオ医薬品

ポイント

2017年1月26日、米医薬・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソンがスイスのバイオ医薬品企業アクテリオンを300億ドルで買収することを発表しました。有望な治療薬や治療薬候補の取得を目的とした大手医薬品企業や大手のバイオ医薬品企業によるバイオ医薬品企業に対するM&A(合併・買収)の動きは、今後も継続するものと考えます。

ジョンソン・エンド・ジョンソンがスイスのアクテリオンを買収

2017年1月26日、米国の医薬・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソンはスイスのバイオ医薬品企業アクテリオンを300億ドル(約3兆4,300億円)で買収することを発表しました。

公開買い付け価格は1株あたり280ドル(約280フラン)で、買収発表の前営業日(1月25日)の株価227.40 フランを約23%上回る価格となっています。

アクテリオンは肺動脈高血圧症などの治療薬を有しており、今回の買収により、ジョンソン・エンド・ジョンソンはこの分野の強化を図ることができます。またアクテリオンは研究開発部門を分社化し上場させる方針ですが、ジョンソン・エンド・ジョンソンは新会社の株式を16%を保有し、追加で16%出資できる権利も取得しています。

有望な治療薬候補(パイプライン)の獲得などを目的としたM&Aが継続

今回の買収のようなバイオ医薬品関連企業をターゲットとした大手医薬品企業や大手のバイオ医薬品企業によるM&A(合併・買収)の動きは継続するものと考えます。2015年にかけては租税回避を目的としたものも多く見られましたが、米国政府が租税回避に対する対抗策を打ち出したことなどを背景に、現在は下火となっています。

一方で、事業強化のために有力な治療薬や研究開発の途上にある有望な治療薬候補(パイプライン)の獲得を目的としたM&Aは引き続き堅調に推移しています(図表2参照)。2016年は買収総額では2015年を下回ったものの件数は2015年と同水準であり、買収におけるプレミアム平均は2015年を上回る高い水準となりました。2017年に入っても、今回の買収案件の他にも武田薬品工業(日本)がアリアド・ファーマシューティカルズ(米国)を約54億ドルで買収することを発表するなど、大型の買収案件が続いています。多くのバイオ医薬品関連企業は、これまで画期的な治療薬候補を提供し、今後も有望な治療薬の承認が期待されています。そのためバイオ医薬品関連企業は引き続き魅力的な買収ターゲットとなる可能性があると考えられます。

(※将来の市場環境の変動等により、上記の内容が変更される場合があります。)

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