株価上昇後も引き続き割安なバイオ医薬品株式 | ピクテ投信投資顧問株式会社

株価上昇後も引き続き割安なバイオ医薬品株式 バイオ医薬品 グローバル

ポイント

米トランプ大統領による薬価改定の取り組みの中で、製薬業界に対する規制が比較的緩やかなものにとどまるとの報道などを受けてバイオ医薬品関連株式は大きく上昇しています。トランプ大統領による薬価を巡る政策が報道どおりやかなものになった場合には、バイオ医薬品関連株式の上昇要因になると見られることから、今後発表される政策の内容が注目されます。

バイオ医薬品関連株式が大きく上昇

バイオ医薬品関連株式の代表的な指数であるナスダック・バイオテック指数は、2017年6月19日~21日にかけての3日間で+8.0%上昇(米ドルベース)しました。 ここ1年間、米国における薬価を巡る政策の不透明感などから上下しながらも一定範囲で推移していたナスダック・バイオテック指数ですが、ここ3日間の値上がりにより、過去1年間の高値を更新しています(図表1参照)。

米トランプ大統領による薬価改定の取り組みは比較的緩やかとの見方

バイオ医薬品関連株式上昇の背景としては、まず米国のトランプ大統領が進めている薬価改定の取り組みの中で、製薬業界に対する規制が比較的緩やかなものにとどまるとの見方がメディアの報道で示されたことが挙げられます。

またクロビス・オンコロジー(米国)が開発の最終段階にある卵巣がん治療薬候補の良好な治験結果を発表したことを受けて、M&A(合併・買収)などの期待も高まったことから同社の株価が大きく上昇し、それに連れてがん治療薬を開発する複数のバイオ医薬品企業の株式も大きく上昇したことも寄与しました。

さらに大手証券会社が代表的なバイオ医薬品企業のひとつであるバイオジェン(米国)の投資判断を引き上げたこともバイオ医薬品関連株式にとって上昇要因となりました。

米国株式と比べ、大手バイオ医薬品関連企業のPERは依然として割安な水準に

足元、株価が大きく上昇しているバイオ医薬品関連企業ですが、株価収益率(PER)の水準は歴史的に見ても割安な水準にあります。

大手バイオ医薬品関連株式のバリュエーションをS&P500種バイオテクノロジー指数の株価収益率(PER)で見ると、2017年6月21日時点のPERの水準は16.6倍と過去20年間の中でも最低に近い水準に位置していることがわかります(図表2参照)。また現在は、米国株式(S&P500種株価指数)の21.6倍を下回っていますが、過去20年間で見ても、PERが米国株式を下回って推移した期間は今回を含めて3回しかありません。 トランプ大統領による薬価を巡る政策が報道どおり緩やかなものになった場合には、バイオ医薬品関連株式の上昇要因になると見られることから、今後発表される政策の内容が注目されます。

 

(将来の市場環境の変動等により、上記の内容が変更される場合があります。)

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