米国株式が下落する中、バイオ医薬品関連株式も大きく下落 | ピクテ投信投資顧問株式会社

米国株式が下落する中、バイオ医薬品関連株式も大きく下落 グローバル バイオ医薬品

ポイント

10月24日の米国株式市場は、代表的な株価指数であるS&P500種株価指数-3.1%、ハイテク銘柄が多いナスダック総合指数が-4.4%と大幅な下落となりました。このような中、平時より株価変動が相対的に高い傾向にあるバイオ医薬品関連株式についても、代表的な指数であるナスダック・バイオテクノロジー指数が-6.3%の大幅な下落となりました。

 

10月24日、米国株式が下落する中、バイオ医薬品関連株式も大きく下落

2018年10月24日(水)の米国株式市場は、代表的な株価指数であるS&P500種株価指数が前日比-3.1%、ハイテク銘柄が多いナスダック総合指数が同-4.4%となるなど、急落しました(図表1参照)。この日の下落で、S&P500種株価指数については年初来のパフォーマンスもマイナスとなりました。

米半導体製造大手のテキサス・インスツルメンツが市場の失望を誘う2018年10-12月期の売上高と利益の見通しを発表、米通信大手のAT&Tも2018年7-9月の月次契約者数が市場予想に反して減少したことなどが嫌気され半導体株や通信株などが大きく下落したほか、この日発表された9月の米新築一戸建て住宅の販売戸数が、約2年ぶりの低水準を記録したことで米国における金利上昇が経済に与える影響に対する警戒感が広がったことなどが株価下落の背景となりました。

米国の株式市場が大きく下落する中で、バイオ医薬品関連も大きく下落し、代表的な指数であるナスダック・バイオテクノロジー指数は前日比-6.3%となりました(図表1参照)。

 

バイオ医薬品関連株式は市場平均に比べ価格変動が大きい

バイオ医薬品関連株式は中小型の企業が多く、株価は将来の新薬開発期待を織り込んだ形で形成されているため、株価変動は相対的に高い傾向があります。過去
3年間のリスク(株価変動)をみてもナスダック・バイオテクノロジー指数のリスクがS&P500種株価指数やナスダック総合指数に比べ高くなっており、株価の変動が大きくなる点については留意しておく必要があると考えます(図表2参照)。

5月11日以降、パフォーマンスが好調だったバイオ医薬品関連株式

バイオ医薬品関連株式については、2018年5月11日に米トランプ政権による米国薬価引き下げ策が明らかとなり、大幅な薬価引き下げにつながる内容が示されなかったことから、ナスダック・バイオテクノロジー指数は、S&P500種株価指数やナスダック総合指数を上回るパフォーマンスとなっていました。しかし10月に入り、米国の金利上昇やIMF(国際通貨基金)による世界経済の成長見通し引き下げなどが影響し、世界の株式市場が大きく調整する中で、株価の変動が大きくなる傾向があるバイオ医薬品関連株式については、直前まで株価が大きく上昇していたこともあり、市場全体に比べ株価の下落が大きくなりました(図表3参照)。

バイオ医薬品市場については、世界的な高齢化の進展や新興国の生活水準の上昇、革新的な医薬品の研究開発の進展などを背景に、中長期的な成長が期待
できる分野であることに変わりはありません。一方、株価については、バイオ医薬品関連株式は株価の変動が大きい傾向があり、市場全体の株価が大きく変動する局面では、さらに株価の変動が大きくなる可能性があります。
引き続き、今後も発表が続く企業決算の内容や、米国の金利動向、米中の貿易摩擦の状況、地政学リスクなどを注視していく必要があると考えます。

※将来の市場環境の変動等により、上記の内容が変更される場合があります。

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