原油消費、2015年には新興国が先進国を逆転 | ピクテ投信投資顧問株式会社

原油消費、2015年には新興国が先進国を逆転 新興国 グローバル

2014/11/05新興国

ポイント

米国エネルギー省エネルギー情報局(EIA)の予想では、2015年に新興国の原油消費が先進国を上回る見通しです。短期的には欧州経済の低迷や地政学リスクなどが懸念材料といえますが、中長期的には新興国における人口増加や新興国の経済成長が資源の消費拡大につながるものと考えます。

2015年には新興国の原油消費が先進国を上回る

米国エネルギー省エネルギー情報局(EIA)は、2015年には新興国の原油消費が先進国の消費を上回ると予想しています。2010年以降、先進国での消費はほぼ横ばいで推移しているのに対して、経済成長を背景に新興国で原油の消費が年々増加していることがその背景にあります。

なお、四半期ベースでは、2014年4-6月期にはじめて新興国の消費が先進国を上回り、2014年7-9月期についても2四半期連続で新興国が先進国を上回りました。冬の時期は先進国で暖房向けなどの消費が増えるため、2014年10-12月期と2015年1-3月期については、先進国の消費が新興国を上回ると予想されていますが、それ以降は、再び四半期ベースで新興国の消費が先進国を上回ると予想されています(図表1参照)。


図表1:先進国と新興国の原油消費の推移
(四半期、期間:2011年10-12月期~2014年7-9 月期(実績)、
2014年10-12月期~2015年7-9月期(予想))

※2014年10-12月期以降はEIA予想
※先進国:OECD加盟国、新興国:OECD非加盟国
出所:EIAのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成

新興国の人口増加と経済成長で中長期に資源需要は増加傾向

足元、欧州経済の低迷や地政学リスクなどを背景に、世界経済の先行きに対する懸念があり、原油をはじめ資源に対する需要は短期的に先行きが不透明な状況にあります。

ただし、中長期的な視点に立てば、新興国における人口増加や新興国の経済成長を背景としたインフラ整備の進展や自動車、電化製品などの消費拡大により、資源の需要は今後も増加傾向を続けると予想されます。このような中長期的な資源需要の増加により、資源を産出する資源国のファンダメンタルズ(基礎的条件)は改善傾向を示し、資源国の優位性につながるものと考えます(図表2参照)。

図表2:先進国と新興国の経済規模の推移
(10年毎、期間:1990年~2010年(実績)、2019年(予想))

 

※先進国、新興国は国際通貨基金(IMF)の分類
※経済規模は実質GDP(国内総生産)成長率から算出、予想含む
出所:IMFのデータを使用しピクテ投信投資顧問作成

(※将来の市場環境の変動等により、当資料記載の内容が変更される場合があります。)

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