新興国、注目のトピックス集 (15年11月号) | ピクテ投信投資顧問株式会社

新興国、注目のトピックス集 (15年11月号) グローバル 新興国株式

2015/11/13新興国株式

ポイント

10月の新興国株式市場は、資源価格の上昇や欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁による追加金融緩和を示唆する発言などを受け、上昇しました。

10月の新興国株式市場

10月の新興国株式市場は月間で上昇しました。上旬は資源価格が上昇したことに加え、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が利上げに慎重な内容だったことなどが好感され上昇しました。中旬にかけては、9月の中国の輸入が減少したことなどを受け中国の景気減速に対する懸念が高まったことなどを背景に一時、下落する場面もありましたが、中国の利下げ、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁による追加金融緩和を示唆する発言などを受け、更に上昇する動きとなりました。なお月末に開催された10月の米FOMCの声明では年内の利上げの可能性が示されましたが、株式市場の大きな下げ要因とはなりませんでした。

今後の見通し

長期的には、新興国経済は、豊富な若い労働人口などを背景に、中間所得層の持続的な拡大や構造変化に後押しされ、先進国を凌ぐ成長力を有しているとの見方には変更ありません。しかし、当面は米国の利上げ開始時期を巡る見方や中国の経済・政策動向に市場の注目が集まることが予想されます。また、世界景気の先行き不透明感が高まるなか、新興国の企業業績は下方修正傾向にあります。

特に、中国経済の減速が予想以上に長引いた場合には、商品市況や世界経済へのマイナスの影響が拡大する可能性もあります。米国の利上げ時期を巡る不透明感はリスク回避の動きを高め、新興国株式市場にマイナスの影響を及ぼしてきました。今後、米国の利上げが新興国の資金調達に影響がない程度に緩やかに進めば、世界経済の先行き不透明感も払拭され、新興国株式にプラスになると見ています。株式の様々なバリュエーション(投資価値評価)は過去平均や先進国よりも割安な水準となaており、新興国株式からは資金が流出し、市場センチメント(市場心理)も最低水準まで落ち込んでいます。こうしたなかでも、中国や韓国、台湾、インドなど主要新興国では依然利下げ余地があり景気や株価を下支えするものと期待されます。このため、世界景気の回復により需要が回復した場合には、大きく株価が反発する可能性があるとみており、株価の下落は長期的な投資機会を提供するものと考えます。

※将来の市場環境の変動等により、コメントの内容が変更される場合があります。

注目のトピックス

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