日経平均が年初来マイナスとなるなかNTTは高値を更新 | ピクテ投信投資顧問株式会社

日経平均が年初来マイナスとなるなかNTTは高値を更新 アジア 日本

2014/06/02グローバル

ポイント

日経平均が年初来マイナスとなるなか、ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)の組入上位のNTTは年初来高値を更新しています。日本株で年初来高値を更新した銘柄の共通点には、(1)着実に収益拡大、(2)事業改革で復活、(3)株主配分を充実している企業などが目立ちました。

NTTは年初来高値を更新、株主配分を充実している企業が注目

日経平均が2014年の年初来マイナスとなるなか、日本電信電話(NTT)(日本、各種電気通信サービス)は年初来高値を更新しています(2014年5月30日現在)。

NTTをはじめ日本株で年初来高値を更新した銘柄の共通点には、市場予想を上回る好決算を発表し、(1)着実に収益拡大、(2)事業改革で復活、(3)自社株買いや高い配当など株主配分を充実している企業などが目立ちました。

NTTは特に自社株買いや高い配当など株主配分を充実している企業の代表格です。

同社は、2014年5月13日の決算発表会にて、発行済み株式総数の3.96%、2,500億円を上限に7月1日から自社株買いを行うと発表しました。市場では、買い入れ枠は今後追加発表されるとの見方もあり、自社株買いは株式価値を高めることから今後の動向が期待されています。配当利回りでみてもNTTの予想配当利回りは3.0%(2014年5月28日現在)と日本株式の平均の1.8%(同)よりも高く、魅力的な水準となっています。

また、同日発表の2015年3月期の営業利益の会社予想は前期比0.1%増の1兆2,150億円と減益予想が一転し増益予想となったことも市場では好感され、株価押し上げ要因となりました。

NTTは第3四半期以降にNTT東日本・西日本が手がける家庭用光ファイバー通信回線(FTTH)サービス「フレッツ光」の事業者向け卸売りサービスを開始する計画です。このサービス開始でKDDIやソフトバンクが恐れていた、ドコモと「フレッツ光」のセット販売が可能になるなど事業者がセット販売、セット割引などができるようになり、NTTグループの市場支配力が高まるとも見られています。多様なサービスと通信環境をまとめて提供することで、支払先が一本化されるなど事業が効率化し、競争力が回復することなどが今後の利益押し上げ要因になると期待されています。

(※将来の市場環境の変動等により、記載の内容が変更される場合があります。)

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