グローバル・マーケット・ウォッチ:兵器関連銘柄を指数から除外しよう | ピクテ投信投資顧問株式会社

グローバル・マーケット・ウォッチ:兵器関連銘柄を指数から除外しよう グローバル 先進国 新興国 米国

2019/02/25グローバル

ポイント

ピクテは、株価指数等を提供している企業に対して、通常兵器の製造会社を主要指数から除外するよう求めています。

ピクテは、資産運用会社として、投資家の資金を実体経済に配分する業務を行っています。次世代のニーズを考慮し、責任ある資金配分を行うことが義務であると考えています。

通常兵器を製造する過程に関連している企業に投資しないことは重要な義務の一つです。これが、年金基金や財団等の機関投資家や資産運用会社と連携して、通常兵器製造関連銘柄を主要な指数から除外することを、指数を提供している企業に求めている理由です。2014年に設立された、「スイス・サステナブル・ファイナンス」と連携した取り組みは、既に、総額6.9兆米ドルの資産を有する140以上の機関から同意を得ています。今後の展開は、指数を提供している企業の反応次第なのです。

例えばクラスター爆弾、対人地雷、化学兵器、生物兵器、核兵器等を製造する過程に関与する企業への投資については、多くの国内および国際規則・協定に反対意見が明記されています。「核兵器不拡散条約」や「クラスター爆弾禁止条約(通称、「オスロ条約」)」が例として挙げられます。

ところが、主要株価指数等には、兵器製造関連銘柄が含まれたままです。アクティブ運用の投資家にとっては、当該銘柄を指数から除外することは、標準的なベンチマークに対するポートフォリオのトラッキングエラーを拡大させ、追加のコストを発生させることになります。一方、パッシブ運用については、当該銘柄を含む従来型の指数の複製を戦略とすることから、対応策がありません。

主要指数をベンチマークとする金融商品に資金を投資する投資家は、当人に意識が無かったとしても、兵器製造関連企業の資金調達に加担していることになるのです。

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