ピクテ・グループの環境への取組み



将来世代を見据えた長期的な価値創造のため、私たちの日々の活動が環境に与える影響を認識し、可能な限り減らすための取組みを行っています。


二酸化炭素(CO2)排出量削減


2007年、ピクテはグループ全体の二酸化炭素(CO2)排出量の算出を開始し、2020年までに従業員一人当たりの排出量を40%削減するという高い目標を設定しました。これまでのところ、順調な結果が得られています。


従業員一人当たりCO2排出量(トン)


出所:ピクテ・グループ

ビデオ会議システムの拡充


ピクテのCO2排出源として、出張と建物内でのエネルギー消費が多くを占めています。そのため、出張を抑えるため、ピクテはビデオ会議(VC)システムを拡張し、今では290もの会議室にVCシステムが設置されています。2018年のVCシステム利用時間は前年比+13%増の72,300時間に上りました。


ピクテ・グループの二酸化炭素排出量 (2018年) 10,662tCO2



VCVシステム利用時間の推移


エネルギー効率化


ピクテのジュネーブ本社ビルは、建物のエネルギー効率向上のため、「太陽熱設備」、「排熱の再利用」、「太陽光パネル設置」の3つのソリューションを取り入れています。

太陽熱設備

本社の屋上に設置された364台の集電装置によって稼働し、600平方メートルをカバーしています。集められたエネルギーは冷水に転換され、夏にはオフィスの冷房に利用されます。また、このシステムにより年間を通じて温水を供給できます。

排熱の再利用

本社のITセンターと通信室から放出される余熱を回収し、従業員が勤務している隣接する建物の暖房に利用しています。

太陽光パネルの設置

2008年に本社ビルの屋上に設置した330平方メートルの太陽光パネルにより、2018年には57,903kWhのグリーン電力(10世帯が1年間に使用する電力量に相当)を生産しました。この太陽光パネルが、太陽熱空調設備の稼働と電気自動車/自転車の充電に必要な電力のすべてを供給しています。


ピクテ本社ビル屋上に設置された太陽光パネル


二酸化炭素排出量のオフセット

ピクテ・グループでは、社内であらゆる二酸化炭素(CO2)排出量削減策を構築すると同時に、カーボン・ニュートラル(CO2排出量正味ゼロ)の達成に向けオフセット・メカニズムを導入しています。

すなわち、さまざまなクリーンエネルギー・プロジェクトに資金を提供することにより、2014年から2020年までのCO2全排出量に等しい70,000トンをオフセットし、カーボン・ニュートラルを達成しているのです。


ピクテによるクリーンエネルギー・プロジェクトの例


中国

小型及び超小型の水力発電所の建設に投資、南西部の農村・山岳地域にクリーンエネルギーを提供

オフセット量:30,000 トンCO2

タイ

バイオマス発電施設を5つのセメント工場に建設することを目指す。化石燃料の一部をカーボン排出が少ない再生可能エネルギーに置換え、CO2排出を削減

オフセット量: 15,000 トンCO2


プラスチック削減

プラスチック汚染は現代の最も大きな環境問題のひとつです。ピクテは使い捨てプラスチックを段階的に廃止することを目標に、2018年より各国のオフィスで取り組みを開始。2017年時点では1.5トン近いプラスチック・ファイルと2トンの使い捨てカップやフタが使用されていましたが、既に90%以上が廃止されています。



養蜂

失われつつある生物多様性に対する意識向上のため、有志のピクテ従業員により、2018年よりジュネーブ本社オフィスの屋上で50,000匹のミツバチが飼われています。従業員自らが世話をし、採取した蜂蜜は社内販売され、その売上は養蜂の専門家を育てるトレーニングを行うNPO団体へ寄付されました。