Prix Pictetは「サステナビリティ - 持続可能性」という広いテーマの中、地球環境と社会問題について重要なメッセージを発信している写真の発掘を目的としています。
2008年スイス、ジュネーブに本拠を持つ資産運用会社、ピクテ・グループによって設立されたPrix Pictetは、近年世界有数の写真およびサステナビリティのアワードとして急速に認められはじめています。一方で世界主要都市の美術館、ギャラリーにてこの10年で90回近い展示会を開催、地球の抱えるサステナビリティの問題を多くの方にご理解いただくべく活動を続けています。
Prix Pictetでは毎回サステナビリティに関するテーマが一つ提供されます。これまでのテーマは、Water/水、Earth/地球、Growth/成長、Power/力、Consumption/消費、Disorder/無秩序、Space/宇宙・空間、Hope/希望です。それぞれのテーマに沿い批評家、キュレーター、ジャーナリスト、美術商等トップクラスのエキスパートで構成されたノミネーターはその時のテーマにあったストーリー性や芸術性の高いイメージを世界中から探し、それぞれ2-5名の候補者を推薦します。その中から最終候補者、そして大賞受賞者が決定され、賞金100,000スイスフランが授与されます。
2015年にはPrix Pictet Japan Award(プリピクテ ジャパンアワード)がプルニエ財団(Prenier Foundation)の支援のもとPrix Pictetにより設立されました。