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- バイオ|主要バイオ医薬品企業の2026年4-6月期決算と注目ポイント
●2026年4-6月期の主要バイオ医薬品企業の決算は、概ね堅調な内容
●主要バイオ医薬品企業は、肥満関連や炎症関連、がん関連など期待の新薬候補(パイプライン)の開発状況に注目が集まる
2026年4-6月期の主要バイオ医薬品企業の決算は、概ね堅調な内容
当ファンドが投資対象とするバイオ医薬品企業の2026年4-6月期の決算は概ね堅調な内容となりました。
当ファンドの組入上位の銘柄では、ギリアド・サイエンシズ、アムジェン、リジェネロン・ファーマシューティカルズ、イルミナ、モデルナが売上高、1株当たり利益ともに市場予想を上回る決算となりました。また、バーテックス・ファーマシューティカルズは、売上高が市場予想を上回りました。
引き続き主要バイオ医薬品企業は、肥満関連や炎症関連、がん関連など期待の新薬候補(パイプライン)の開発状況に注目が集まっています。
ギリアド・サイエンシズ(米国)
2026年4-6月期の決算は、売上高、1株当たり利益(調整後)がともに市場予想を上回りました。売上高は、同社の基幹領域であるHIV治療薬(ビクタルビなど)が前年同期比+12%と好調なことに加え、がん治療薬トロデルビ、原発性胆汁性胆管炎治療薬レブデルジなどの伸びが業績をけん引しました。また、販売が好調なことを受けて、2026年の通期ガイダンスを製品売上高、1株当たり利益(調整後)ともに引き上げました。
同社は2026年に相次いでバイオ医薬品企業を買収し、がん、細胞療法、自己免疫疾患などの成長領域への多角化を積極的に進めています。
バーテックス・ファーマシューティカルズ(米国)
2026年4-6月期の決算は、新世代のアリフトレックが大きく伸びたことなどから主力の嚢胞性線維症治療薬群が前年同期比+10%超の成長となった他、鎮痛薬ジュルナックスと鎌状赤血球症などの遺伝子治療キャスジェビーなども成長していることから、売上高が同+12%となり、市場予想を上回りました。
同社は、2026年7月にクライネティクスを約100億米ドルで買収し、希少内分泌系領域を強化しました。また、IgA腎症治療医薬候補ポベタシセプトは2026年11月末までに米食品医薬品局(FDA)より承認申請の結果が発表されることとなっており、同社が進める多角化の動向が注目されています。
アムジェン(米国)
2026年4-6月期の決算は、売上高、1株当たり利益(調整後)がともに市場予想を上回りました。高コレステロール血症治療薬レパーサの売上が前年同期比+37%と好調だったことに加え、希少疾患領域(テペッザ、ダブネオスなど)、がん領域(イムデトラなど)、バイオシミラー事業なども成長し、売上高は四半期として初めて100億米ドルを超えました。また、好調な業績を背景に2026年通期ガイダンスを売上高、1株当たり利益(調整後)ともに引き上げました。
注目度の高い肥満治療薬候補マリタイドをはじめ、炎症・免疫疾患およびがん領域の後期開発パイプラインが進展しています。
リジェネロン・ファーマシューティカルズ(米国)
2026年4-6月期の決算は、売上高、1株当たり利益(調整後)がともに市場予想を上回りました。引き続きぜんそく、アトピー性皮膚炎など炎症関連の治療薬デュピクセント(サノフィ(仏)との共同開発)やがん治療薬リブタヨが好調で増収に貢献しました。また加齢黄斑変性治療薬アイリーアについては、高用量アイリーアは同+52%となり、アイリーア全体では売り上げは減少しているものの、従来型からの切替が進んでいます。
主力治療薬デュピクセントの適応拡大の様々な治験が継続していることに加え、全身型重症筋無力症(gMG)治療薬や肥満治療薬など多くのパイプラインの開発も進んでおり、今度の動向が注目されています。
イルミナ(米国)
2026年4-6月期の決算は、売上高、1株当たり利益(調整後)ともに市場予想を上回りました。次世代シーケンサーに対する需要が好調で売上高は前年同期比+9.5%となりました。また好調な業績を背景に、2026年通期ガイダンスについて、売上高、1株当たり利益(調整後)ともに市場予想を上回る水準まで引き上げました。
大規模な遺伝子解析プロジェクトに加え、がん診断や希少疾患診断向けの検査需要、高度な生命科学研究の拡大の動きが、同社の成長を支えています。
モデルナ(米国)
2026年4-6月期の決算は、売上高、1株当たり利益ともに市場予想を上回りました。また2026年通期ガイダンスは据え置いています。
2026年8月には、季節性インフルエンザワクチンが米食品医薬品局(FDA)の承認を取得しました。また、メラノーマ(悪性黒色腫)向けの個別化がんワクチンの治験が主要目標を達成したことが注目され、足元、株価が大きく上昇しています。
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