新興国ポラリス|2026年5月の運用状況と今後の見通し
引き続きイラン情勢を巡っては予断を許さない状況にあるものの、夏頃までにホルムズ海峡の封鎖が解除される前提に立てば世界経済が景気後退に陥るリスクは低いとの見方を据え置きます。また潤沢な流動性環境に加えて、幅広い業種で業績の改善が期待される点も株式市場の下支え要因となる可能性が高いと判断します。
そのため、引き続きリスク資産である株式に傾斜した配分としつつ、今後の動向を見極めていく方針です。債券については、足元のインフレ状況が各国中央銀行の政策運営にも影響を及ぼす可能性を注視して、組入比率の抑制も視野に入れて運用を行っていきます。金については、引き続きやや抑制的ポジショニングとなっていますが、価格変動幅には落着きがみられるほか、価格水準としての買い妙味も出始めています。引き続き他資産との相関などに着目しつつ、状況に応じて組入比率の引き上げを検討します。
なお、円資産比率に関しては、円高が進展するリスクを注視し状況に応じた調整を講じていく方針です。
2026年5月の基準価額の推移
2026年5月29日の新興国ポラリスの基準価額は、前月末比237円上昇(+1.4%)の17,194円となりました。
運用状況
2026年5月は、現地通貨ベースで新興国株式、世界株式、現地通貨建て新興国国債、世界国債が上昇しました。一方、金は下落しました。また為替は、円が米ドル、ユーロに対して上昇しました。
資産配分比率
新興国ポラリスは、株式、債券、金の組入比率の変更だけでなく、株式部分や債券部分においても、それぞれ特徴の異なる複数のファンドを選別しており、投資環境に応じたきめ細やかな運用を行っています。2026年5月末時点では、株式を43.0%、債券を26.1%、金を25.0%組入れています。
主な投資行動と振り返り
2026年5月末の組入比率は、前月末比で、株式、キャッシュ・短期金融商品等を引き上げた一方、金、債券を引き下げました。また、円資産比率(円建て資産と円ヘッジの外貨建て資産比率)は、2026年5月末時点で29%としています。
資産配分(詳細)
運用チームの着眼点
・イラン情勢の先行きには不透明感が残るものの、夏頃までにホルムズ海峡の封鎖が解除される前提に立てば、世界経済が景気後退に陥るリスクは低いとの見方には変わりがない
・潤沢な流動性環境に加えて、幅広い業種で業績の改善が期待される
・足元のインフレ状況が各国中央銀行の政策運営にも影響を及ぼす可能性は注視する必要
設定来の基準価額の推移
基準価額変動要因分析
基準価額の変動要因の内訳は、1)~3)市場要因(価格、金利、信用力等の変化による株式、債券、金の変動要因)、4)為替要因、5)分配金要因、および、6)その他です。
(ご参考)新興国ポラリスと主要資産のパフォーマンス比較
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