新興国ポラリス|2026年6月の運用状況と今後の見通し
イラン情勢を巡り米国とイランが停戦合意に動いたことで、原油価格の下落や貿易量の回復など、世界経済とリスク資産への好影響が予想されます。また、IT関連以外の幅広い業種で業績改善の動きが期待される点も株式市場の下支え要因となる可能性が高いと判断します。
依然として地政学リスクや中央銀行の政策運営などを巡る不透明感は残るものの、こうした前向きな見方を反映し債券の組入比率を引き下げ、当月末に株式および金の組入比率を引き上げるリバランス(株式・金の計上は翌月)を行いました。
この上で株式部分においては、IT関連株式の短期的な割高感に警戒しつつもやや強気な姿勢で臨む方針です。債券部分では、組入比率を引き下げながらも、分散効果やポートフォリオの利回り改善などを期待し、保有を継続します。金については、足元までの急激な値動きを受けて組入比率を一時的に削減していたものの、価格調整が進んだことや株式との相関低下などを踏まえ、改めて組入比率を引き上げました。今後も状況に応じて機動的に調整を行っていく方針です。
2026年6月の基準価額の推移
• 2026年6月30日の新興国ポラリスの基準価額は、前月末比398円下落(-2.3%)の16,796円となりました。
運用状況
• 2026年6月は、現地通貨ベースで現地通貨建て新興国国債、新興国株式、世界国債が上昇しました。一方、世界株式、金は下落しました。また為替は、円が米ドルに対して下落、ユーロに対して上昇しました。
資産配分比率
• 新興国ポラリスは、株式、債券、金の組入比率の変更だけでなく、株式部分や債券部分においても、それぞれ特徴の異なる複数のファンドを選別しており、投資環境に応じたきめ細やかな運用を行っています。
• 2026年6月末時点では、株式を43.5%、債券を13.1%、金を23.4%組入れています。キャッシュ・短期金融商品等の比率が20.1%と高い水準となっていますが、株式と金の購入に充てるべく、先行して債券を売却したためです。
主な投資行動と振り返り
• 2026年6月末の組入比率は、前月末比で、キャッシュ・短期金融商品等、株式を引き上げた一方、債券、金を引き下げました。
• また、円資産比率(円建て資産と円ヘッジの外貨建て資産比率)は、2026年6月末時点で44%としています。
資産配分(詳細)
運用チームの着眼点
設定来の基準価額の推移
基準価額変動要因分析
● 基準価額の変動要因の内訳は、1)~3)市場要因(価格、金利、信用力等の変化による株式、債券、金の変動要因)、4)為替要因、5)分配金要因、および、6)その他です。
(ご参考)新興国ポラリスと主要資産のパフォーマンス比較
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