新興国ポラリス|2026年7月の運用状況と今後の見通し
AI(人工知能)関連の旺盛な設備投資が米国経済をけん引する反面、企業の旺盛な資金調達ニーズを抑制するために米連邦準備制度理事会(FRB)が小幅な利上げに迫られる可能性があります。イラン戦争の停戦先送りによって原油価格が反発、インフレ懸念が再燃していることも、各国中銀の利上げ圧力となっています。その一方、IT(情報技術)・半導体を中心に企業業績は極めて好調であるほか、その他のセクターにも業績改善の動きが期待されます。高ボラティリティ(市場変動率)環境が長期化する恐れがありますが、こうしたポジティブな材料を注視し株式に対するやや強気な姿勢を維持する方針です。また、金に関しては、イラン情勢を巡り米ドルや米実質金利の動向に対する不透明感は根強くありますが、金価格の調整が一巡した可能性などを考慮して、相対的な選好姿勢を維持します。円資産に関しては、日米協調介入を受けて短期的な円高には警戒するものの、国内財政や日銀の政策運営方針次第では円安が継続する可能性も否定できないため、引き続き機動的な為替ヘッジを通じて運用を行っていく方針です。
2026年7月の基準価額の推移
2026年7月31日の新興国ポラリスの基準価額は、前月末比287円下落(-1.7%)の16,509円となりました。
運用状況
2026年7月は、現地通貨ベースで金が上昇した一方、現地通貨建て新興国国債、世界株式、世界国債、新興国株式が下落しました。また為替は、円が米ドル、ユーロに対して上昇しました。
資産配分比率
新興国ポラリスは、株式、債券、金の組入比率の変更だけでなく、株式部分や債券部分においても、それぞれ特徴の異なる複数のファンドを選別しており、投資環境に応じたきめ細やかな運用を行っています。2026年7月末時点では、株式を52.5%、債券を8.0%、金を35.4%組入れています。
主な投資行動と振り返り
2026年7月末の組入比率は、前月末比で、株式、金を引き上げた一方、キャッシュ・短期金融商品等、債券を引き下げました。また、円資産比率(円建て資産と円ヘッジの外貨建て資産比率)は、2026年7月末時点で76%としています。
資産配分(詳細)
運用チームの着眼点
設定来の基準価額の推移
基準価額変動要因分析
基準価額の変動要因の内訳は、1)~3)市場要因(価格、金利、信用力等の変化による株式、債券、金の変動要因)、4)為替要因、5)分配金要因、および、6)その他です。
(ご参考)新興国ポラリスと主要資産のパフォーマンス比較
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