- Article Title
- ピクテ・ゴールド|Fund Insight 2026年7月
当ファンドの運用チームによるマーケットの振り返りおよび今後の見通しをご紹介します。
マーケット・レビュー
2026年7月の金価格は、米国とイランを巡る情勢や、それに伴う金利見通しの変化を背景に上昇しました。エネルギー価格の上昇によるインフレ懸念の高まりから、高金利環境が長期化するとの見方が強まり、利息を生まない金にとっては逆風となりました。一方で、中国をはじめとする各国中央銀行による積極的な金購入が相場を支え、金価格は底堅く推移しました。
中央銀行による金需要は引き続き堅調で、4月から6月にかけての純購入量は前四半期を大きく上回りました。なかでも中国やポーランドによる購入が需要をけん引しました。公的機関による旺盛な需要は、価格上昇を背景に鈍化した宝飾品需要を補う役割を果たしました。また、金ETFでは4月から6月にかけて資金流出がみられましたが、7月はおおむね横ばいとなりました。さらに、中国は香港を主要な金取引拠点として育成する方針のもと、金準備の積み増しを進めており、一部の金準備をロンドンから香港へ移す動きも続いています。
今後の見通し
今後については、中東情勢の緊張が続き、エネルギー価格上昇を通じたインフレ圧力が高止まりする場合、金価格には短期的な逆風が続く可能性があります。米国の物価動向や米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策に関する発信、債券利回りや米ドルの動向、そして各国中央銀行による金購入の継続状況が重要なポイントになるとみています。
一方で、金市場を支えてきた中長期的な要因は引き続き健在です。米国の通商政策や財政運営を巡る不透明感、高水準の政府債務、世界各地の地政学的リスクなどを背景に、安全資産としての需要は引き続き見込まれます。また、各国中央銀行による外貨準備の分散化の動きも続いています。さらに、中東情勢の緩和や金ETFへの資金流入の回復、米ドル安が進行した場合には、金価格の支援材料になると考えられます。
※本内容は、当ファンドの実質的な投資対象ファンドの運用チームが提供する市況分析・見通しを翻訳したものです。運用報告の基準時点が当ファンドとは異なる場合がありますのでご留意ください。なお、本コメントは市場環境に関する一般的な見解を述べたものであり、当ファンドの運用方針または成果を直接示すものではありません。
※データ・分析等は過去の実績や将来の予測に基づくものであり、運用成果や市場環境等を示唆・保証するものではありません。
当資料をご利用にあたっての注意事項等
●当資料はピクテ・ジャパン株式会社が販売を目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。取得の申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする最新の投資信託説明書(交付目論見書)等を必ずご確認のうえ、最終的な投資判断はご自身で行ってください。
●投資信託は値動きのある有価証券等に投資するため、基準価額は変動します。外貨建資産の場合は為替変動リスクもあります。したがって、投資者の皆さまの投資元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により損失が生じ、投資元本を割り込むことがあります。運用による損益は、すべて投資者の皆さまに帰属します。
●当資料は信頼できると考えられる情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性、特定の目的への適合性を保証するものではありません。記載内容は作成日現在のものであり、予告なく変更される場合があります。また、過去の実績は、将来の運用成果等を示唆・保証するものではありません。
●投資信託は預金等ではないため、元本および利回りの保証はなく、預金保険機構または保険契約者保護機構の対象ではありません。また、登録金融機関でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。
●当資料の内容は、法務、会計、税務、経営、投資その他に係る助言を目的としたものではありません。
●当資料に掲載されている内容に関する著作権その他の知的財産権は、原則として、当社、ピクテ・グループまたは正当な権利者に帰属します。無断での使用、複製、転載、改変、翻訳、配布等は禁止されています。マーケット・データのご利用に関する詳細は、当社ウェブサイト 「会社情報」の「運用・方針等」内の「マーケット・データ利用規約」をご参照ください。