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- 資源価格上昇による新興国株式の上昇インパクト
●AIデータセンター、電気自動車、再エネ電力網向けの金属需要急増により資源価格が高騰
●新興国の労働人口増加国の多くが鉱物資源生産量で世界上位を占め、資源(金属)需要の拡大は、これらの国の企業収益や経済、株価にプラスに寄与するとみる
■ 金属需要急増による資源価格高騰は当ファンドの投資対象国の株価にプラス
過去の実績では、新興国株式のパフォーマンスは資源(産業用金属)価格との連動性が高くなっています。資源価格は、AI(人工知能)データセンター、電気自動車(EV)、再生可能エネルギー電力網向けの金属や電力需要の拡大などを背景に上昇トレンドとなっており、資源価格の上昇とともに、新興国株式も上昇しています。今後もこのトレンドは継続するとみています。こうしたなか、トランプ関税強化への対抗措置、中東情勢に伴う供給制約、サプライチェーンの見直しなども、価格高騰に拍車をかけています。
当ファンドの投資対象国である、新興国の労働人口増加国の多くは、資源生産量で世界上位を占めており、資源需要の拡大はこれらの国の企業収益や経済にプラスに寄与すると期待されます。
■ (ご参考)資源関連銘柄紹介: グルポ・メヒコ(メキシコ、素材)
【会社概要】
鉱山、輸送、インフラ事業を行う。グローバルに事業を展開。世界トップクラスの銅生産者。銅のほか銀、モリブデン、亜鉛、金などの探鉱も行う。メキシコから米国に及ぶ広範な鉄道網を所有し、貨物や旅客を輸送。
【注目ポイント】
世界的な電化・AI(人工知能)の普及の進展を背景に、銅をはじめとした関連鉱物の需要は長期的に増え続けると予想される。(銅は高い電気伝導性を持ち、データセンター、電気自動車(EV)、再生可能エネルギーを支える産業用金属。) 同社は世界でも有数の銅の低コスト生産者としての強みを持つ。
(ご参考)グルポ・メヒコの詳細
【2025年以降の株価上昇の背景】
1) AIデータセンター、EV、再生可能エネルギーの送電網などの需要の急増もあり、2025年は世界中で銅が不足気味になり、銅価格が過去最高レベルまで上がった。
2) 銀、亜鉛をはじめとした関連金属の需要も旺盛で、価格も上昇。
3) 鉄道事業も、鉄道の運行効率の改善などで、利益が底堅かった。
4) 2025年以降のメキシコ株式市場全体も好調で投資マネーが流れ込みやすい環境だった。
【2026年の見通し・注目点】
1) 鉱山(金属)事業では、銅価格は2025年ほどの過熱感は一服する見通しだが、依然として高い水準で、低コストという強みを持つ同社の利益は堅調に推移すると予想。
2) 銅以外の金属(モリブデン、銀、亜鉛など)の販売も引き続きプラスとみる。
3) 鉄道事業については、北米の貿易需要の下支えによる輸送量拡大で増収を見込む。
4) 米国経済やUSMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)の動向が重要となるが、足元では対米輸出を含め輸出は拡大しており、国際通貨基金(IMF)予想では、メキシコ経済の回復が予想されている。
■ (ご参考)資源関連銘柄紹介:カザトムプロム(カザフスタン、エネルギー)
【会社概要】
世界最大のウラン生産企業。カザフスタンは世界ウラン生産の約40%を占める。政府系ファンドが過半数以上を所有。「原発ルネサンス」の最大受益者の一つ。
【注目ポイント】
欧州・米国・中国・中東における原発寿命延長、新設計画再始動、“非ロシア・非西側制裁対象”の最大供給源としての恩恵を受ける。
(ご参考)カザトムプロムの詳細
【2025年以降の株価上昇の背景】
1) ウラン価格がスポットで上昇、長期契約価格も安定して推移し、増益。
2)原子力需要の構造的増加(エネルギー転換)。原子力は脱炭素の基幹電源として再評価。AIデータセンター需要も電力需要を押し上げ(アジア中心に世界的に多くの国で原子力発電所の建設・拡張計画を発表しており、国際原子力機関(IAEA)は原子力発電の設備容量は2050年までに最大約2倍と予測)。
3)ウランETFなどをはじめ、機関投資家が戦略資産として積み増し、関連株式にも資金が流入。
4)株主還元大規模配当を実施し、インカム投資需要を呼び込んだ。
【2026年の見通し・注目点】
1) ウラン市場は構造的供給不足となると予想される。(2040年まで累積不足の見通しもある。電力需要(AI・脱炭素)の急増を背景に、ウラン価格は高水準を維持あるいは上昇が予想される。
2) 生産抑制継続。2026年はフル稼働に戻さず、約10%減産方針で 価格維持を重視。
3) スポットよりも長期契約を重視しており、収益安定化が期待される。
■ (ご参考)資源関連銘柄紹介:ブラジル石油公社(ブラジル、エネルギー)
【会社概要】
世界有数の低コスト油田を所有。埋蔵量が巨大で、長期にわたる生産余地が大きい。ブラジル政府が議決権の過半数を所有。
【注目ポイント】
中東情勢を機に、調達先分散の動きの恩恵を受ける。 「高配当 × 超低コスト × 生産拡大」で業界最強クラスの強みに加え、地理的にも分散先として注目。石油銘柄のなかで相対的に割安なバリュエーション(投資価値評価)(業界平均の半分程度)のなか、 今後の業績改善かつ割安修正による株価上昇が期待される。
(ご参考)ブラジル石油公社の詳細
【2025年以降の株価上昇の背景】
1) 高配当:フリーキャッシュフロー(FCF)の約45%を株主還元する政策。高配当利回り銘柄として資金流入(特に海外投資家)、さらに政府(大株主)が配当を重視し国家財政にも寄与。
2) 原油価格上昇: 地政学リスクを背景に原油価格が上昇し、エネルギー株全体に資金流入。
3) 生産量の増加:2025年の生産量は前年比で+10%超増加。
4) 業績回復(2025年):純利益大幅回復(前年の数倍規模)。
5) コスト競争力(超低原価):損益分岐点が非常に低く、 原油価格下落でも耐久力が高い。
6) 割安バリュエーション:PERは約6倍、今後の業績改善かつ割安是正による株価上昇が期待される。
【2026年の見通し・注目点】
1)「高配当 × 超低コスト × 生産拡大」では業界最強クラス。ただし 「政治リスク」で割り引かれている。中東情勢を機に、調達先分散の動きの恩恵を受けると期待される。
2) 2026年の配当性向は約45%を継続し、競合より高い配当水準を計画。
3) 超大型油田を有し(拡張中の世界最大級の海底油田「Buzios」など複数)、生産余力が大きく、成長力がある。新規FPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)も稼働。
4) 損益分岐点が非常に低く、原油価格感応度が高い。
■ (ご参考)資源価格が上昇すると新興国株式が上昇する理由と今後の見通し
近年、新興国株式は資源価格との連動性が高くなっています。実際、多くの新興国は石油・金属などの資源輸出に依存する国が多いため、資源価格が上がると企業利益や国家財政が改善しやすく、株式市場にもプラスに働くことが一般的です。
今後の資源価格については、いくつかの上昇要因が指摘されています:
1)世界的な資源需要の増加、特にAI(人工知能)データセンター、電気自動車(EV)、再生可能エネルギー電力網向けの金属需要が急増していること。(米国ではAI関連インフラ整備により、銅などの関連鉱物需要が大幅に増えるという試算があり、データセンター建設や送電網強化でも金属資源の消費が急増。)このトレンドは長期的に継続すると予想されること
2)地政学リスクや供給制約(大型鉱山の生産障害、鉱山集中地域の緊張、輸出入制限、トランプ関税政策で銅の高値が続く米国への銅の輸出など) が強まっていること
3)資源はドル建てで取引されるため、ドル安になると世界の買い手が購入しやすくなり、資源価格が上がりやすい傾向がある。2025年に引き続き、米国追加利下げ等で米ドル安が進行した場合、資源高要因になること
こうした背景から、資源価格の上昇は、資源輸出国が多い新興国株式の追い風になるという構図は、今後もある程度続くと考えられます。当ファンドの投資対象である「労働人口が増加する新興国」には、中南米(メキシコ、ペルー、チリ、ブラジル)、アフリカ諸国、東南アジアの一部など、世界的に重要な鉱物資源の産出国が多く含まれています。これらの国々は、世界的な金属・資源需要の拡大によって、企業業績の改善、それに伴う税収増や経済成長の加速が期待でき、ひいては株式市場にプラスの影響を与える可能性があるとみています。
■ 新興国の労働人口増加国の株式市場の銘柄に厳選投資
当ファンドでは、新興国の労働人口増加国の株式市場の銘柄について、詳細な分析を行い、バリュエーション(投資価値評価)等を勘案し、中長期的な業績成長が期待される銘柄を選別してアクティブ運用を行っています。
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