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- iTrust ロボ|Fund Insight2026年7⽉
当ファンドの運用チームによるマーケットの振り返りおよび今後の見通しをご紹介します。
マーケット・レビュー
2026年7月の世界の株式市場は総じて横ばいで推移しました。MSCI全世界株価指数は前月比0.1%上昇した一方、S&P500種株価指数は同0.1%下落しました。米国株式市場では、AI(人工知能)関連銘柄の一部で調整が見られたものの、市場全体としては底堅く推移し、下落幅は限定的とどまりました。
情報技術セクターは市場全体を下回るパフォーマンスとなりました。2026年4-6月期の企業業績はおおむね良好だったものの、AI関連銘柄の調整がすすみました。大規模クラウド事業者(ハイパースケーラー)による巨額の設備投資負担や、それらの投資を正当化できる水準でAI収益化が進むかどうかに対する投資家の懸念が重荷となりました。半導体セクターについては、SOX指数が前月比20.5%下落しました。関連銘柄は、前四半期までの大幅な上昇で好材料が相当程度織り込まれていたことから、大きく調整しました。
資本財・サービス・セクターについても、市場全体をやや下回る推移となりました。インフレ圧力やエネルギーコストの上昇により、企業の設備投資計画が遅れる動きが見られました。
今後の⾒通し
2026年4-6月の企業決算発表が8月にかけて続く見込みであり、市場にとって重要な判断材料になると考えられます。引き続きAI関連分野が注目を集めており、多くのテクノロジー企業は年初来、堅調な業績と安定した需要を背景に良好なパフォーマンスを示してきました。しかしながら、こうした需要の持続性はハイパースケーラーによるAI関連投資の収益化に依存しているため、市場では設備投資負担の水準や投資収益率の変化が注視される見通しです。
また、年後半には投資家のリスク選好やセクター間の資金シフトを促す複数の材料が控えている一方、マクロ経済指標や地政学的リスクの動向も引き続き市場の方向性を左右する重要な要因になるとみています。
中長期的には、AIがコンピューティングインフラおよび半導体分野における新たな設備投資サイクルをけん引するとともに、製造業を中心とした産業分野における設備投資の拡大を促すと考えています。また、ソフトウエア領域では、自立的に業務を遂行するエージェント型AIの普及が進むことで、関連企業の売上成長および収益性の向上が支えられると考えています。
※本内容は、当ファンドの実質的な投資対象ファンドの運⽤チームが提供する市況分析・⾒通しを翻訳したものです。運⽤報告の基準時点が当ファンドとは異なる場合がありますのでご留意ください。なお、本コメントは市場環境に関する⼀般的な⾒解を述べたものであり、当ファンドの運⽤⽅針または成果を直接⽰すものではありません。
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