- Article Title
- iTrustティンバー|Fund Insight 2026年4月
当ファンドの運用チームによるマーケットの振り返りおよび今後の見通しをご紹介します。
マーケット・レビュー
2026年4月の世界の株式市場は、中東情勢を巡る緊張緩和への期待を背景に、2020年末以来といえるほど力強い回復局面となりました。特に情報技術(IT)セクターや一般消費財・サービスセクターが月間で二桁の上昇を記録し、市場をけん引役しました。一方、素材セクターは相対的に出遅れる形となりました。
地域別では、新興国株式市場が最も良好なパフォーマンスを示し、なかでもアジア株式市場は大幅な上昇となりました。
木材・森林関連分野の市況に目を向けると、段ボール原紙価格は欧州および米国の双方で上昇しました。パルプ市況については、中国では広葉樹パルプが持ち直す場面がみられた一方、針葉樹パルプは小幅に下落しました。欧州ではフラッフパルプも上昇するなど、総じて底堅い動きとなっています。出版用紙についても、コスト上昇を背景に、全体としてわずかに価格が上昇しました。
住宅関連では、米国の住宅着工件数が2月、3月ともに高水準を維持しており、とりわけ一戸建て住宅の着工が堅調でした。木材価格は全体として横ばい圏で推移したものの、品種ごとに異なる動きが見られ、市場の選別姿勢がうかがわれました。
今後の見通し
上場企業が保有する森林資産は、プライベート・マーケットで評価される同資産と比べ、依然として大幅な割安水準で取引されています。この割安感は、木材供給としての価値に加え、土地利用の柔軟性といった付加的な魅力に対する需要の高まりを踏まえると、注目に値する状況といえます。
米国住宅市場は、住宅ローン金利の高止まりや住宅購入負担の増大といった逆風が残るものの、長年にわたる供給不足や良好な人口動態を背景に、引き続き底堅い需要が見込まれます。関税や地政学的要因が木材関連商品の重荷となっているものの、足元の価格動向を見る限り、循環的な調整局面は既に脱しつつあると考えられます。
※本内容は、当ファンドの実質的な投資対象ファンドの運用チームが提供する市況分析・見通しを翻訳したものです。運用報告の基準時点が当ファンドとは異なる場合がありますのでご留意ください。なお、本コメントは市場環境に関する一般的な見解を述べたものであり、当ファンドの運用方針または成果を直接示すものではありません。
※データ・分析等は過去の実績や将来の予測に基づくものであり、運用成果や市場環境等を示唆・保証するものではありません。
また、紙製包装材や木材を用いた建築資材は、環境面での優位性が評価されており、今後も安定的な需要拡大が期待されます。
当資料をご利用にあたっての注意事項等
●当資料はピクテ・ジャパン株式会社が販売を目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。取得の申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする最新の投資信託説明書(交付目論見書)等を必ずご確認のうえ、最終的な投資判断はご自身で行ってください。
●投資信託は値動きのある有価証券等に投資するため、基準価額は変動します。外貨建資産の場合は為替変動リスクもあります。したがって、投資者の皆さまの投資元本が保証されているものではなく、基準価額の下落により損失が生じ、投資元本を割り込むことがあります。運用による損益は、すべて投資者の皆さまに帰属します。
●当資料は信頼できると考えられる情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性、特定の目的への適合性を保証するものではありません。記載内容は作成日現在のものであり、予告なく変更される場合があります。また、過去の実績は、将来の運用成果等を示唆・保証するものではありません。
●投資信託は預金等ではないため、元本および利回りの保証はなく、預金保険機構または保険契約者保護機構の対象ではありません。また、登録金融機関でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。
●当資料の内容は、法務、会計、税務、経営、投資その他に係る助言を目的としたものではありません。
●当資料に掲載されている内容に関する著作権その他の知的財産権は、原則として、当社、ピクテ・グループまたは正当な権利者に帰属します。無断での使用、複製、転載、改変、翻訳、配布等は禁止されています。マーケット・データのご利用に関する詳細は、当社ウェブサイト 「会社情報」の「運用・方針等」内の「マーケット・データ利用規約」をご参照ください。
MSCI指数は、MSCIが開発した指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利はMSCIに帰属します。またMSCIは、同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。