セキュリティ|AIの発展とともに、持続的な成長が期待されるサイバーセキュリティ
●2026年8月25日、複数の主要サイバーセキュリティ企業から発表された四半期決算や今後の見通しが、AI の普及に伴う旺盛なサイバーセキュリティ需要を示唆する内容であったことを受けて、サイバーセキュリティ銘柄全般の株価が大きく上昇
●AIの発展は、守るべき領域の拡大と脅威の増大をもたらす。そのため、サイバーセキュリティ需要は持続的に拡大するとみられる
好決算・良好な見通しを受けて、株価上昇
2026年8月25日、クラウドストライク・ホールディングスは、売上高・1株当たり利益とも市場コンセンサスを上回る良好な2026年5-7月期決算を発表したことに加えて、通期見通しの上方修正も発表しました。AIの普及にともなうサイバーセキュリティ関連支出の増加を追い風に、同社の主力となる統合プラットフォーム(幅広いサイバーセキュリティ対策を一元化して提供)に対する需要の増加が成長をけん引しました。
また、オクタが発表した2026年5-7月期決算も、売上高・1株当たり利益とも市場コンセンサスを上回る好決算となりました。企業におけるAI導入の拡大により、AIエージェントの安全性を確保する新製品「Okta for AI Agents」(AIエージェントに固有のアイデンティティ(ID)を付与し、一元管理・保護するためのID管理を行う)などのサイバーセキュリティ需要の増加が成長をけん引しました。また、通期見通しの上方修正を発表しました。
AIの発展とともに、持続的な成長が期待されるサイバーセキュリティ
クラウドストライク・ホールディングスの最高経営責任者(CEO)であるジョージ・カーツ氏は、2026年5-7月期決算説明会において、アンソロピック社が開発した「クロード・ミュトス」の登場により、AI導入にはセキュリティが不可欠である、という認識が広がっていると言及しています。さらに、今後、あらゆる企業がAIを活用するようになれば、それを保護する必要があり、同社にとって事業機会の拡大につながるという見方を改めて示しました。
AI導入の拡大は、サイバー攻撃の対象になる領域の拡大につながります。また、AIが悪用されれば、より高度なサイバー攻撃が増加する恐れもあります。AIの発展は、守るべき領域の拡大と脅威の増大をもたらすことから、サイバーセキュリティの重要性は改めて注目されており、今後も持続的な成長が期待できる分野であると考えられます。
当ファンドにおけるサイバーセキュリティ分野の銘柄の組入比率は、2026年7月末時点で34%です(組入比率は、ピクテ・セキュリティ・マザー・ファンドにおける状況(株式部分についてのみの比率))。
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