資源ソブ/資源ソブ1年|資源国のソブリン債券の底堅さを読み解く
・高い利回りが可能にする運用資産の着実な成長
・資源需要に伴う資源国の成長や存在感の高まりなどが通貨の上昇につながる可能性
当ファンドの基準価額は、資源国ソブリン債券市場の上昇に伴い堅調に推移
当ファンドは主に資源国の現地通貨建てソブリン債券注等に分散投資するファンドです。近年、商品価格の上昇や相対的に高い利回りに着目した資源国のソブリン債券市場への投資資金の流入などを背景に、基準価額が堅調に推移してきました。
注:「資源国」とは、エネルギー資源、鉱物資源、食糧・食料資源等の資源を産出する国で、その資源がその国の経済、日本の経済あるいは世界の経済に影響を与えると考えられる国と定義します。「ソブリン債券」とは、各国の中央政府やそれに準ずる機関が発行する債券の総称です。投資対象は原則として円・米ドル・ユーロを除く現地通貨建てとしますが、補助的に円・米ドル・ユーロ建てのソブリン債券等に投資する場合があります。
需要の増加が見込まれる資源を輸出する資源国に分散投資
南アフリカやブラジル、オーストラリア、カナダ、チリ、ペルーなど、当ファンドの投資対象である資源国の多くは、鉄鉱石や銅、原油などの世界経済の基盤となる資源の埋蔵量が豊富であるほか、リチウムやプラチナ、コバルトなどのレアメタルも多く産出しています。このような資源を戦略的に確保する動きが世界的に強まる中で、これらの資源国の存在感が高まることが予想されます。
先進国と比較して相対的に高い利回り
当ファンドの投資対象である資源国のソブリン債券には新興国のソブリン債券も含まれることから、利回りの相対的な高さも魅力の一つです。厳選した資源国のソブリン債券に分散投資を行うことで、ポートフォリオの組入銘柄の平均格付を投資適格の「A-」以上の水準を保ちながら、主要先進国のソブリン債券利回りと比較して相対的に高い利回りとなっています。
利息収入の積み上がりが投資成果の安定に寄与してきた
資源国のソブリン債券への投資は、現地通貨建ての新興国のソブリン債券が含まれることから、市場環境によっては債券価格や為替の変動の影響を大きく受ける可能性があります。一方で、高い水準の利息収入が期待されることから、中長期的には利息収入の積み上がりが投資成果の安定に寄与することが期待されます。
下図は、当ファンドの基準価額の主な変動要因について推移を示したものです(積み上げ棒グラフで作図)。これを見ると、価格変動要因や為替要因は上下に変動し、基準価額に対してマイナスの要因となった場面がみられることに対し、緑色で示した利息収入は時間の経過と共に着実に積み上がり、運用資産の着実な成長に寄与してきたことが分かります。
通貨分散の手段としての資源国ソブリン債券投資
資源国の中には、労働人口や所得の増加に加え、資源需要の高まりなどを背景として高い経済成長が期待されるほか、公的債務の面で財政の健全性が相対的に高いと評価される国も多く含まれます。このような要因が海外からの投資資金を惹きつけることで、中長期的には資源国の通貨への需要が高まると期待されます。これに対して、低成長と高債務が続く国の通貨の価値は相対的に下落する可能性があるといえます。
こうした中、日本の投資家が中長期的に一段と円安が進行するリスクに備え、資産の価値を保全するためには、ポートフォリオにおける通貨分散が有効な手段の一つです。当ファンドを通じた資源国の現地通貨建てソブリン債券への投資は、高い利回りを享受しながら、中長期的な上昇が期待される通貨に分散投資することが出来る、魅力的な選択肢であると考えられます。
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