Pictet Theatre LIVE(2020.10.02 Fri.)

Title
Apple時価総額2兆ドルはバブルなのか?

Overview/Agenda


Pictet Theatre LIVEは、経験豊富な投資のプロが語る最新情報を、オンライン・オフライン両方でご提供するハイブリッド型資産運用セミナーです。※現在はオンライン配信のみとなっております。

シニア・フェローの市川 眞一より、国内外の政治・金融政策動向及びそのマーケットへの影響や今後の見通しについてお話致します。

ぜひ、ご覧ください。


視聴者のみなさまから頂いたご質問について、スピーカーがお答えさせていただいております。
なお、すべてのご質問にお答えできない場合もございますことを何卒ご了承ください。

(注1)お客さまからいただきましたご質問ついては、ご質問が多かったものを中心に掲載しております。
(注2)特に記載のない場合、ご質問への回答は本FAQの掲載日時点の見解です。

トランプ大統領が、日本時間6日早期に退院されました。大統領職の空白はなく、大統領選挙の構図も変わらないということと思われますが、その影響はまだ分かりません。一般的には、大きな権限を持つ米国大統領は危機管理の徹底が求められ、半ば無防備の状態で新型コロナに感染したことに関して、米国国民の反応は否定的になっても不思議ではないでしょう。また、11月3日の投票日へ向け、トランプ大統領の選挙活動はかなり制限されると思います。集会を得意とする同大統領にとって、これは痛手と言えそうです。一方、トランプ大統領の感染で株価は下落し、退院で上昇しました。経済を重視する有権者は、改めてトランプ大統領の政策を重視する可能性があります。9月29日のTV討論の結果を見ると、選挙の趨勢はジョー・バイデン前副大統領に傾いた感があるものの、この大統領選挙は最後まで読めないと思います。

当面、株価や経済に大きな影響はないと思います。理由は、日銀の実施している追加の金融緩和策によって、金利の上昇を抑える(10年国債利回りをゼロ%近辺に固定する)ことで、無制限に国債を購入できるからです。ただし、仮に物価が上昇し、日銀が目標とする物価上昇率2%を超える状況となれば、日銀は国債を買えなくなるでしょう。その時、財政赤字の規模が大きければ、長期金利の急上昇や円安を招き、経済・株価に影響する可能性があると思います。その時期に関しては、米国が「雇用なき回復」を終え、世界経済が次ぎの成長過程に入る3~5年先ではないかと考えています。



Speaker


市川 眞一
ピクテ・ジャパン株式会社
シニア・フェロー

日系証券の系列投信会社でファンドマネージャーなどを経て、1994年以降、フランス系、スイス系2つの証券にてストラテジスト。この間、内閣官房構造改革特区評価委員、規制・制度改革推進委員会委員、行政刷新会議事業仕分け評価者など公職を多数歴任。著書に『政策論争のデタラメ』、『中国のジレンマ 日米のリスク』(いずれも新潮社)、『あなたはアベノミクスで幸せになれるか?』(日本経済新聞出版社)など。



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