ファンドインサイト
運用するファンドに関する投資情報を紹介します。

足元の世界経済は、引き続き米国経済が世界全体を下支えする形で底堅い環境が続くものの、米国トランプ政権の関税政策等の実体経済への影響は今後顕在化することが予想されます。欧州や中国では景気底入れ感が見られる中、米国景気の下振れ懸念などの不安材料に一定の配慮が必要と考えます。
こうした環境を考慮し、2025年4月以降、株式全体の組入比率を一部引き下げた状態を維持しています。同様に、ポートフォリオのバランスを重視する目的で金の組入比率も一部引き下げたポートフォリオとしています。一方で債券については、ポートフォリオ分散の強化のために組入比率の引き上げを実施し、為替についても同様に、市場の円高リスクに配慮すべく円資産比率を引き上げた状態を維持しています。
ポラリスでは引き続き、中長期的に見た各資産の相対的なリスクプレミアムの魅力度を精査しながらポートフォリオのアロケーションを行います。