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- 主要先進国の金利と世界公益債券の見通し
・当面は世界公益債券からの安定的な利息収入が得られる環境が続くと想定される
主要先進国の金利は段階的な利下げの実施に伴い低下することが見込まれる
世界公益債券(米ドルベース)は、足元で堅調な推移となっています。この背景には、主要先進国のインフレ圧力の緩和などに伴う、各国の金利の低下があると考えられます注(図表1参照)。
注:債券の価格は、金利が低下し債券利回りが低下すると上昇し、金利が上昇すると債券利回りの上昇を伴い下落する傾向にあります。
米国では、インフレ圧力の緩和や景気減速懸念などを背景として連邦準備制度理事会(FRB)が2024年内に政策金利の引き下げを実施するとの観測が強まっており、債券利回りが低下する主な要因となっています。FRBが公表した「政策金利の見通し」には複数回の利下げの実施を見込んでいることが示唆されているほか、市場参加者による米政策金利の予想を示す米FF(フェデラル・ファンド)金利先物には2025年末頃にかけて段階的に利下げが実施されるとの見方が反映されており(図表2参照)、今後も債券利回りが低下した場合には、世界公益債券(米ドルベース)の価格上昇が期待されます。
ただし、足元の債券利回りの水準には市場参加者の期待が先行して織り込まれていると見られることから、その反動などにより債券利回りが上昇(債券価格は下落)する可能性には留意が必要です。
円高はマイナス要因だが利息収入の積み上げが運用資産の着実な成長に寄与
米国などの金利低下に伴う世界公益債券(米ドルベース)の上昇が期待される一方で、日本においては日本銀行が追加利上げを実施する方針を示していることから、今後、国内外の金利差が縮小した場合、日本円が外貨に対して上昇(円高・外貨安)する可能性があります。円高が進行した場合、当ファンドの基準価額に対してマイナスの要因となります。
ただし、主要先進国の金融政策の方針転換は初期の段階にあるため、主要先進国の金利は依然として高い水準にあることに加え、複数年にわたり利下げが実施された後でも2~3%程度の水準に止まると考えられます。そのため、当面の間は世界公益債券に投資することで安定的な利息収入が得られる環境が続くことが想定され、当ファンドの基準価額の下支え要因になることが期待されます。また、長期投資を行うことで利息収入の積み上げ効果が大きくなることから、運用資産の着実な成長に寄与することが期待されます。
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