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- クアトロ|2023年年初来の振り返りと今後のポイント
● クアトロの2023年年初来の基準価額の騰落率は+0.3%。年前半は分散効果の復活を背景に堅調に推移した一方、7月以降は世界的に金利が上昇するなかで低調に推移。
● クアトロのパフォーマンスは、2023年年初来、設定来ともに、比較対象となる代表的な低リスク資産のパフォーマンスを上回るものとなっている。
● 利回り上昇により国債のバリュエーションは改善。一段の金利上昇リスクに注意を払う必要はあるが、国債という質の高い債券が、再びマルチアセット戦略のポートフォリオの主軸を担うとともに、ポートフォリオに分散効果をもたらすことができる資産クラスになりつつある。
2023年年初来の振り返り
クアトロの2023年10月27日の基準価額は11,130円となり、2023年年初来(2023年10月27日まで、以下同様)の騰落率は+0.3%となりました(図表1)。年前半は分散効果(株式と債券の値動きの逆相関)の復活を背景に堅調に推移した一方、7月以降は世界的に金利が上昇するなかで低調な推移となっています。クアトロの比較対象となる代表的な低リスク資産の2023年年初来の騰落率は、日本国債が-2.2%、世界国債(ヘッジあり)が-5.0%、米国国債(ヘッジあり)が-7.1%などとなっています。
図表1:クアトロの2023年年初来のパフォーマンス推移
日次、円ベース、期間:2022年12月30日~2023年10月27日、2022年12月30日=100として指数化
右端数値は2023年10月27日時点
※基準価額は信託報酬等控除後 ※日本国債:FTSE日本国債指数、世界国債(ヘッジあり):FTSE世界国債指数(円ヘッジ)、米国国債(ヘッジあり):FTSE米国国債指数(円ヘッジ) ※指数はすべてトータル・リターン・ベース ※投資対象ファンドによって基準価額に反映する日が1-2日異なるため、比較指数は1営業日前ベースとしています。
出所:ブルームバーグのデータを基にピクテ・ジャパン作成
債券代替ファンドとしてのクアトロ
クアトロの基準価額は、設定来(2013年12月12日~2023年10月27日、以下同様)で、11.3%の上昇となっています(図表2)。一方、比較対象となる代表的な低リスク資産の騰落率は、同期間に、日本国債が+1.4%、世界国債(ヘッジあり)が-4.0%、米国国債(ヘッジあり)が-12.6%などとなっています。
2022年以降、急速に金融引き締めが進められるなかで、クアトロのパフォーマンスは悪化しましたが、クアトロの設定来のパフォーマンスは、前述のとおり代表的な低リスク資産を上回るものとなっています。分散投資の徹底と機動的な資産配分が奏功し、債券代替ファンドとして一定の役割を果たしてきました。
ピクテでは、リスクを抑えながらもインフレによる資産価値の実質的な目減りの影響をはね返しつつ、長期的に資産価値を守る「資産保全」の考え方を実践していくための運用手段として、低リスク型のマルチ・アセット戦略であるクアトロが果たす役割は引き続き大きいと考えています。
図表2:クアトロの設定来のパフォーマンス推移~債券代替ファンドとして一定の役割を果たしてきた
日次、円ベース、期間:2013年12月12日(設定日)~2023年10月27日、2013年12月12日=100として指数化
右端数値は2023年10月27日時点
※基準価額は信託報酬等控除後 ※日本国債:FTSE日本国債指数、世界国債(ヘッジあり):FTSE世界国債指数(円ヘッジ)、米国国債(ヘッジあり):FTSE米国国債指数(円ヘッジ) ※指数はすべてトータル・リターン・ベース ※投資対象ファンドによって基準価額に反映する日が1-2日異なるため、比較指数は1営業日前ベースとしています。
出所:ブルームバーグのデータを基にピクテ・ジャパン作成
今後のポイント
利回り上昇により国債のバリュエーション(投資価値評価)は改善しています。一段の金利上昇リスクに注意を払う必要はありますが、国債は、価格変動リスクを抑えつつ、株式(益利回り)と同程度の利回りを期待できる資産クラスになりつつあります。ポートフォリオ構築の観点では、国債という質の高い債券が、再びマルチアセット戦略のポートフォリオの主軸を担うとともに、ポートフォリオに分散効果をもたらすことができる資産クラスになりつつあると考えています。
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