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- トランプ政権下での新興国株式投資
・当ファンドは、配当に着目した銘柄選別で不確実性の高い投資環境でもリターン獲得を目指す
■ 年初来で先進国株式を上回った新興国株式。国別ではパフォーマンスに格差
2025年年初来の新興国株式市場のリターンは、中国やブラジルなどの上昇がけん引し、先進国株式を上回る水準となっています(2025年3月28日時点、図表1参照)。一方で、インドネシアや台湾などは大きく下落したことから、国・地域別ではリターンに格差が生じました。新興国株式市場では、年初より米国の関税政策による影響などが不安材料視されましたが、その影響が相対的に小さいとみられる国・地域への資金流入などが支援材料となりました。また、中国では景気刺激策に対する期待などが上昇要因となった一方、インドネシアでは財政悪化懸念などを背景とする通貨ルピアの下落などが株式市場から資金が流出する要因になったとみられます。
今後についても、米国の経済政策による影響など不確実性が強まる中で、国・地域や銘柄毎にリターン格差が大きくなることが予想されます。そのため、良好なパフォーマンスを獲得するうえでは、市場環境見通しなどに応じた銘柄選別や機動的な配分が重要になると考えられます。
当ファンドは、配当利回りの相対的な高さや、その持続性に着目した銘柄選別を行い、市場環境見通しに応じた配分の調整を行います。配当の支払いが可能な企業は、財務状況が健全で利益が安定している傾向があると考えることから、高成長への期待と高いリスクが共存する「玉石混交」の新興国株式市場においては、持続的に高い配当利回りが期待される銘柄に投資することで、中長期的に市場全体を上回るリターンの獲得が可能になると考えるためです。
■ 当ファンドのパフォーマンスは過去約5年で新興国株式市場を上回った
過去約5年の実績では、当ファンドのパフォーマンスは新興国株式を上回りました。中国について景気見通しに応じた機動的な組入比率の調整が奏功したことや、相対的に配当利回りが高く、中長期的な業績の成長が期待されるアラブ首長国連邦(UAE)の銘柄などに着目し、配分を高めたことなどが寄与しました。
■ 足元のポートフォリオの注目ポイント
当ファンドでは、財政政策の拡大などによる経済成長の下支えが期待される中国に加えて、ブラジルなどの米国の関税政策などの影響が相対的に小さいとみられる国や、UAEなどの経済成長の見通しが良好とみられる国や地域の銘柄に着目したポートフォリオを構築しています。
ブラジルは、対米の貿易収支が米国の黒字(ブラジルの赤字)となっている数少ない国であり、米国との全面的な貿易戦争に発展するリスクが相対的に低いと考えられるほか、株式市場のバリュエーション(投資価値評価)が割安な水準にあると判断しており、魅力的な投資機会が生じていると考えています。そうした中、商品価格の上昇による恩恵が期待される資源関連銘柄などに分散投資を行っています。
UAEは、海外(対内)直接投資の推進に加えて、高度な知識や技能を有している外国の人材や高所得者、投資家層の獲得のための制度改革を実施しており、人口の増加や消費の拡大などが経済成長に寄与しています。そのような環境下、融資の伸びが期待される銀行や、経済成長に伴う需要増の恩恵が期待されるエネルギー関連企業など、配当利回りが相対的に高い銘柄を中心とした組入れを行っています。
今後についても、米国を中心とした外交政策の動向や地政学リスクなどが国・地域や特定の業種に与える影響について考慮しながら、配当利回りに着目した銘柄選別を行い、機動的な配分の調整を行うことで投資機会を捉えていく方針です。
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