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商品価格の上昇は新興国株式市場に追い風か?
2021/10/29

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概要

コロナショックを経て、経済の正常化の動きが進むなか、原油、天然ガスをはじめ様々な商品価格が大きく上昇しています。過去の実績では商品価格と新興国高配当株式の値動きには相関が見られましたが、商品価格と先進国成長株式では弱い逆相関の動きが見られました。2010年9月以降商品価格の低迷を背景に新興国高配当株式のパフォーマンスは、先進国成長株式を下回ってきましたが、足元では、商品価格が上昇しており、新興国高配当株式の動きが注目されます。



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商品価格が上昇

コロナショックを経て、経済の正常化の動きが進むなか、原油をはじめ、天然ガスや石炭といったエネルギー資源、銅やニッケルといった鉱物資源、コーヒーや小麦などの様々な商品価格が大きく上昇しています。10月18日時点のレギュラーガソリンの日本の店頭価格(全国)は1リットルあたり164.6円*と上昇しています。*出所:経済産業省、石油製品小売市場調査

この背景にあるのは、コロナ禍で落ち込んだ世界経済が回復に向かう動きです。経済が回復すると原油などの天然資源や非鉄などの鉱物資源の需要が増加します。ただ、需要が増えても、すぐにその需要を満たすだけの増産はできません。特に原油などのエネルギー資源は脱炭素化の流れを受けて長期的には需要が減る可能性が高く、増産を積極的に行わないといった状況が見られます。そのため、需要に供給が追いつかず、価格が上がることになります。

また、世界的に物流網に制約があることも一因となっています。多くの資源は産出地から需要地へ船で運搬されますが、需要が拡大する一方、コロナ禍で港での荷下ろしや荷積みをする人手が不足しています。そのため港に船が滞留する時間が長くなり、需要に運搬が追いつかなくなっています。このため、輸送費が上昇し、それが輸送される商品の価格に転嫁されるため、更に値段が上昇しています。

過去の実績(1994年12月末~2021年9月末)ではこれらの商品価格と、当ファンドの投資対象である新興国高配当株式のパフォーマンスには相関が見られました。

先進国成長株式のパフォーマンスを下回ってきた新興国高配当株式と商品価格

過去の実績では、2009年以降直近まで、商品価格の低迷とともに、商品価格は先進国成長株式のパフォーマンスを下回って推移してきましたが、足元では、商品価格の上昇を背景に、商品価格の対先進国成長株式相対パフォーマンスは下げ止まる様子もうかがえます。新興国高配当株式の対先進国成長株式相対パフォーマンスも同様な状況です。

先進国成長株式のパフォーマンスを下回ってきた新興国高配当株式と商品価格

過去の実績では、2009年以降直近まで、商品価格の低迷とともに、商品価格は先進国成長株式のパフォーマンスを下回って推移してきましたが、足元では、商品価格の上昇を背景に、商品価格の対先進国成長株式相対パフォーマンスは下げ止まる様子もうかがえます。新興国高配当株式の対先進国成長株式相対パフォーマンスも同様な状況です。


 

※将来の市場環境の変動等により、当資料記載の内容が変更される場合があります。

 



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