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- 1トロイオンス=2,000米ドルを突破した金価格
金価格が1トロイオンス=2,000米ドルを突破しました。金価格上昇の背景には米ドル安や世界を取り巻く環境の先行き不透明感の高まり、各国政府・中央銀行による金融緩和・財政出動に伴う将来的な通貨価値の下落やインフレの懸念などが挙げられます。これらの要因は今後も継続し、金への注目が増すものと考えられます。
金価格が1トロイオンス=2,000米ドルを突破
2020年8月5日、ロンドン地金市場協会(LBMA)が公表する金価格は、はじめて2,000米ドル(1トロイオンスあたり)を突破、年初来で+35.2%と大きく上昇しています(図表1、2参照)。
金価格上昇の背景
足元、金価格が大きく上昇している背景には、①米ドルが下落する中、米ドルの代替資産として、②米中対立の激化や新型コロナウイルス感染拡大の継続などを背景に世界経済の先行き不透明感が高まるなか逃避資産として、③各国中央銀行・政府による積極的な金融緩和や財政出動に伴う将来的な通貨価値の下落やインフレ懸念への対策として、金が注目を集めていることが挙げられます。
米連邦公開市場委員会(FOMC)が3月に緊急利下げを行って以降、米ドル安基調となる一方、金は上昇しています。米国の金融緩和策が長期化するとみられ、このことは金にとってプラス要因となっています(上記①)。
新型コロナウイルスについては、感染拡大の勢いが収束を見せておらず、依然として先行きが不透明な状況が続いています。また、米中対立は今後米大統領選挙を控える中、ポンペオ国務長官が演説の中で強硬な姿勢を見せるなど深刻さを増しており、長期化の懸念が高まっています。そのため逃避資金の向かう先として金を選好する動きが続いています(上記②)。
さらに、先にも述べたとおり米金融当局は金融緩和の長期化を示唆、それ以外の国・地域の中央銀行も積極的な金融緩和を継続しています。また新型コロナウイルス感染拡大による世界的な経済活動の停滞を受け、世界各国で大規模な経済対策が実施されました。さらに感染拡大が収まりを見せない中、7月には欧州で復興基金が合意に至り、米国でも追加景気対策策定の動きが活発化しています。こうしたことは、市中への通貨供給増加や国の信用リスクを高める懸念を通じ、将来的な各国通貨の相対的な価値下落やインフレを招く可能性があります(上記③)。
足元、金価格を上昇させている要因は今後も続くと見られており、相対的に有望な投資先として金への注目が増すものと見れます。
※ピクテ・ゴールド(為替ヘッジあり)は、2016年7月29日に投資信託約款(以下「約款」といいます)を変更し、運用方針を従前の「①実質的に金に投資し、また②世界主要国の公社債には為替ヘッジをして投資し、利金等収益の確保を目指し、③毎月決算を行うもの」から、『①実質的に金に投資し、②原則として為替ヘッジを行い、③年1回決算を行うもの』に変更しました。
※将来の市場環境の変動等により、上記の内容が変更される場合があります。
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ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)
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