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- 2025年年初来の基準価額動向と今後の見通し
●年初来、世界の株式市場は大きく変動。為替市場では円高が進行
●こうした市場環境下、当ファンドの基準価額も下落。ただし、月別で異なる傾向がみられた
●中長期的な成長ドライバーの存在や強力な価格決定力などが、今後も株価の下支えに
2025年年初来の当ファンドの基準価額動向
2025年年初来の世界の株式市場は、特に2月後半以降、米トランプ大統領の関税政策や、米国の景気動向に対する懸念の高まりなどを背景に大きく下落する局面もあり、不安定な値動きとなっています。また、為替市場では、主要通貨に対して円高が進行しました。
こうした市場環境下、当ファンドの2025年年初来、3月27日までの分配金再投資後基準価額は-7.5%となりました。ただし、月別にみると異なる傾向がみられました(特に、下図の①2025年1月、②2025年3月(27日まで))。
① 2025年1月
2025年1月は、高級ブランド企業の予想を上回る好決算などを受けて、高級ブランド需要の回復期待が高まり、当ファンドの投資先企業の株価が大きく上昇したことが寄与し、当ファンドは先進国株式を上回る上昇率となりました。
② 2025年3月(27日まで)
一方、3月(27日まで)は、米国の個人消費の減速感などが、当ファンドの投資先企業の株価にとって重荷となりました。また、年初来で相対的に堅調な株価推移が続いていたことから、利益確定の動きも強まったとみられます。
今後の見通し|短期的には、大きな値動きに警戒~中長期的な成長ドライバーの存在や、強力な価格決定力などが下支えに~
足元では、米トランプ大統領の関税政策や、米国の個人消費に対する懸念の台頭など、先行きの不確実性が残ります。そのため当面は、プレミアム・ブランド企業の株価のみならず世界の株式市場の変動幅は大きくなることに警戒すべきであると考えられます。
2025年4月半ば以降、2025年1-3月期の決算発表シーズンが始まります。プレミアム・ブランド企業については、2024年の年末商戦が好調であったことから、概ね良好な2024年10-12月期決算が発表されましたが、そうした基調に変化がないか、しっかりと注視していく必要もあるでしょう。
一方、中長期的にみれば、プレミアム・ブランド企業の成長性に対する見方には変わりはありません。経済成長を背景に購買力が高まっている中国をはじめとした新興国の消費者が、新たな顧客として増加していくと期待されることに加えて、景気動向に左右されにくい富裕層が顧客に多く存在していることなどが下支えとなり、プレミアム・ブランド商品やサービスに対する需要は、今後も中長期的に、持続的な拡大が期待できると考えます。
また、プレミアム・ブランド企業には、強力なブランド力を背景とした価格決定力があります。そのため、米トランプ大統領の関税政策が世界的な貿易戦争に発展した場合でも、関税の引き上げ分を最終価格に転嫁することは他の企業群に比べて容易であり、相対的に高い収益性を維持できると考えられます。
さらに、足元のバリュエーション(投資価値評価)水準は、良好な企業のファンダメンタルズ(基礎的条件)や中長期的な成長性を考慮すると、魅力的であると考えられます。
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