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- ブランド|年初来の動向~良好なファンダメンタルズと相対的なバリュエーションの面での魅力~
●2026年年初来、世界の株式市場ではローテーションの動きがみられるなか、当ファンドの基準価額は-2%と、情報技術セクターに比べて下落率が小幅(2月18日時点)
●プレミアム・ブランド企業の良好なファンダメンタルズに大きな変化がないなか、株式のバリュエーション水準は低下。特に、先進国株式との相対感で魅力が高まっている可能性
株式市場でローテーションの動きがみられるなかでの当ファンドの基準価額動向
世界のプレミアム・ブランド企業の株式に投資を行う当ファンドの分配金再投資後基準価額は、2026年年初来(2月18日まで)で-2%となりました。基準価額の変動要因の内訳をみると、米ドルやユーロに対して円高が進行したことによる為替要因のマイナスが大きく響いたほか、投資先企業の株価が下落したことによる株式要因もマイナス寄与となりました。
2026年年初以降の世界の株式市場では、AI(人工知能)による事業代替懸念の高まりを受けて、ソフトウェア銘柄などが大幅に下落しています。また、テクノロジー関連の銘柄全般に対してバリュエーション(投資価値評価)水準の過熱感を警戒する動きが強まっています。一方、出遅れ感のある業種や国・地域のパフォーマンスは相対的に堅調であるなど、ローテーションの動きがみられます。
こうした市場環境下、当ファンドの投資先であるプレミアム・ブランド企業の株価は、2026年1月半ばから1月末にかけて、トランプ米大統領の欧州に対する追加関税懸念や地政学リスクの高まりのほか、世界最大の高級ブランドコングロマリット企業であるLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトンの2025年10-12月期売上高の発表内容が強弱入り混じるものであったことなどのマイナス材料が重なり、相対的に大きく下落しました。しかし、その後は反発しており、年初来の下落率は情報技術セクターに比べると小幅に留まっています(2月18日時点)。
良好なファンダメンタルズに大きな変化はなし。一方、相対的なバリュエーションの魅力が高まるプレミアム・ブランド企業の株式
足元の低調な株価推移を受けて、プレミアム・ブランド企業の株式のバリュエーション(投資価値評価)水準は低下しています。特に、相対的なバリュエーションの魅力が高まっている可能性が示唆されています。より広範な市場との比較ではこれまで長い間、プレミアム・ブランド企業の株式は高いプレミアムがついた状態で取引されてきましたが、そのプレミアムは足元で低下しています。
プレミアム・ブランド企業の株式の予想株価収益率(PER)注と、先進国株式の予想PERを比較した相対予想PERでみると、足元では過去10年間の平均を下回る水準へと低下しています。
注:当ファンドと同様の運用を行うルクセンブルグ籍のファンド(Pictet-Premium Brand)の各月末時点の組入銘柄の組入比率で加重平均して算出した予想PER。
これまでに多くのプレミアム・ブランド企業から直近四半期決算(主に、2025年10-12月期)が発表されていますが、概ね底堅い内容が示されています。米国では、富裕層を中心に底堅いプレミアム・ブランド商品・サービスに対する需要が示されたほか、低迷していた中国本土市場の化粧品や高級ブランド商品に対する需要も回復基調にあるとみられます。また、エルメス・インターナショナルなどの売上高からは、高価格であってもそれに見合う価値があると認めるモノやサービスに対する消費者の熱望は衰えていないとみられます。
一方、今後の売上・利益動向について、市場からの期待は高いとは言えない状況にあります。今後の四半期決算(2026年1-3月期~)の発表で、実際に底堅い需要動向が確認されていけば確信度が高まり、利益予想が上方修正される可能性もあるとみられます。
※「【ご参考】 サブセクター別にみた、主な企業の直近(主に2025年10-12月期)決算動向と運用チームの視点・注目点など」も併せてご参照ください。
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