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- プレミアム・ブランド企業の強力な「価格決定力」
プレミアム・ブランド企業は、人々を惹きつけてやまない強力なブランド力があるために、高価格の維持のみならず、さらなる値上げも可能となるなど、価格決定力も強力です。価格決定力は、企業が収益性を維持する上で大切な要素であり、インフレ警戒感が高まる中では特に、投資家の注目を集めるものと考えられます。
高価格を維持し、さらに値上げも。プレミアム・ブランド企業の強力な価格決定力
プレミアム・ブランド企業は、人々を惹きつけてやまない強力なブランド力を確立しています。こうしたことなどを背景に、プレミアム・ブランド企業が提供する商品やサービスは、高価格でも消費者に受け入れられています。
さらに、ラグジュアリー・ブランドはとりわけ高価格な商品を提供していますが、値上げを実施することすらあります。コロナ禍にあった2020~2021年においても、複数回の値上げを実施するブランドも散見されました。
度々、値上げが実施されてきた結果、同一商品でも10年前と比べると大きく値上がりしていることがあります。しかし、それでもなお変わらぬ人気を集めています。
高価格を維持し、さらには値上げも比較的容易にできるといったことは、ラグジュアリー・ブランドをはじめとしたプレミアム・ブランド企業の価格決定力が強力であることを示すものであると考えます。
インフレ警戒感が高まる中、注目が集まる価格決定力
コロナ・ショック後の経済活動再開の中で、エネルギーや素材などをはじめ様々なモノの値段が上昇し、インフレ警戒感が世界的に高まっています。企業にとっては、原材料価格上昇や製造コスト増加などの負担分を販売価格に転嫁できないと、利益を圧迫する要因となります。こうした局面では、価格決定力が改めて評価されるとみられます。
一般に、ラグジュアリー・ブランドをはじめとしたプレミアム・ブランド企業には、強力な価格決定力があるため、原材料価格上昇や為替差損などが生じる場合、販売価格に転嫁(=値上げ)することが比較的容易に行えます。そのため、コスト負担増を吸収し、高い収益性を維持することが可能と考えられます。
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