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- ブランド|相対的に高い利益成長力。過去の反発局面では、力強い株価上昇
(ポイント)
●世界的な経済活動の本格的な再開を受けて、相対的に高い利益成長が期待される。
●バリュエーション水準の過熱感の後退、中国の経済活動再開などはプラス材料。
●先行きへの不安が後退していく過程で、株価は大きく反発する可能性も。
相対的に高い利益成長見通し
2022年の第2四半期(4-6月期)の企業決算発表シーズンが本格化しています。
当ファンドの投資先である世界のプレミアム・ブランド企業については、コロナ・ショックを経て、世界的な経済活動の本格的な再開から恩恵を受けるとみられ、現時点では相対的に高い利益成長が期待されています。特に、これまで業績の回復が遅れていたホテル運営企業や、高級酒企業などは、行動制限の緩和・解除などにより、恩恵を大きく受けると期待されています。
さらに、世界的なインフレにより、製造業などを中心に企業のコスト負担増加が懸念されていますが、強力なブランド力があるプレミアム・ブランド企業は、比較的容易にコスト負担増加分を販売価格へ転嫁(値上げ)することができるため、相対的に高い収益性を維持することも可能であると予想されています。
バリュエーション水準は低下
一方、2022年年初以降、プレミアム・ブランド企業の株価は下落基調にあります。
それまでは、コロナ・ショック後の景気回復を先取りして、株価は大きく上昇しており、予想株価収益率(PER)などのバリュエーション(投資価値評価)水準も上昇していました。
2022年年初以降、米国をはじめ主要中央銀行がより積極的な金融引き締めに動いていることなどを受けて、株式市場では高バリュエーション銘柄が売られやすい相場展開となっています。こうした中、バリュエーション水準が高まっていたプレミアム・ブランド企業の株式もマイナスの影響を受けました。
足元の株価下落などを受けて、予想PER水準は低下しており、バリュエーション水準の過熱感は後退したと考えられます。
中国の経済活動再開は朗報
プレミアム・ブランド需要を支える大きな存在である中国経済が、ゼロコロナ政策により減速するとの懸念が高まったことも、プレミアム・ブランド企業の株価にとってマイナス材料となりました。
これについては、新規感染者数の減少により、都市部の都市封鎖は解除され、経済活動が再開されています。今後の感染状況には注視が必要であるものの、プレミアム・ブランド商品やサービスの中国市場での販売回復や、サプライチェーン(供給網)における混乱の解消が徐々に進むものとみられます。
先行きへの不安が後退していく過程で、株価は大きく反発する可能性も
欧米の利上げが進む中で、経済の先行き不透明感はいっそう強まっています。こうした環境下、消費者心理は冷え込み、プレミアム・ブランド企業はその影響を受ける可能性が懸念されます。このため、プレミアム・ブランド企業の株価は引き続き値動きが大きくなる可能性もあり、警戒が必要であると考えます。
しかし、足元でも、相対的に高い利益成長見通し、バリュエーション水準の低下、中国をはじめ世界的な経済正常化の流れ、などは株価の下支えになるとみています。
さらに、プレミアム・ブランド商品やサービスに対する需要は、①中国をはじめとした新興国の消費者の購買力の高まりや、②女性の社会進出、③富裕層の富の増大などが後押しとなり、今後も中長期的に、持続的な拡大が期待できるとの見方には変わりがありません。
このため、先行きへの不安が後退していく過程で、株価は大きく反発する可能性もあるとみています。
過去の実績では、株式市場の反発局面において、当ファンドの分配金再投資後の基準価額は投資先であるプレミアム・ブランド企業の株価が大きく上昇したことを受けて、力強く上昇してきました。リーマン・ショック後やコロナ・ショック後には先進国株式を上回る上昇率となりました。
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