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- ブランド| 経済活動の正常化の流れが、株価の下支えに
(ポイント)
●不透明感が増す市場環境下、2022年年初来の当ファンドの基準価額は下落
●高額商品の「リベンジ消費」拡大が続くほか、今後は旅行・レジャー需要の本格回復も期待され、相対的に良好な利益成長見通しが、株価を下支えするものとみる
不透明感が増す中、2022年年初来では下落
今年(2022年)に入り、世界的にインフレ懸念が高まる中、米国のより積極的な金融引き締めや、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、中国の新型コロナウイルスの感染拡大を受けた都市封鎖(ロックダウン)実施などを背景に、世界経済や株式市場の先行きには不透明感が増しています。こうしたことが消費者心理を冷え込ませるとの懸念が強まり、当ファンドの投資先であるプレミアム・ブランド企業の株価にマイナスの影響を与えています。また、長期金利が上昇する中、成長株が売られやすい市場展開となったことも逆風となりました。コロナ・ショック後の株価上昇率が相対的に大きく、バリュエーション(投資価値評価)水準が高まっていたプレミアム・ブランド企業も多く、売りの対象となったとみられます。
2022年年初来(5月25日まで)の当ファンドの分配金再投資後基準価額は、投資先企業の株価下落が大きく響き、下落となりました。
ラグジュアリー・ブランド商品への旺盛な需要や、旅行・レジャー需要の本格回復が追い風に
足元でプレミアム・ブランド企業の株価は下落していますが、利益成長見通しは引き続き良好です。
例えば、ラグジュアリー・ブランドの代表格、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトンは、米国や中国の消費者による「リベンジ消費」拡大などが追い風となり、売上高はコロナ以前の水準を上回る水準へと力強い回復を示しています。足元では、中国の都市部のロックダウンで、中国市場が再び減速するとの懸念もありますが、主力の「ルイ・ヴィトン」などを中心に消費者に熱烈に支持されているブランドを多く所有しています。こうしたラグジュアリー・ブランド商品には根強く、そして旺盛な需要があることには変わりがないとみられ、今年度(2022年度)も引き続き相対的に高い利益成長が予想されています。
また、回復が遅れていた旅行やレジャー関連企業については、今年度は相対的に高い利益成長が見込まれています。足元で欧米を中心に行動制限措置の緩和・撤廃などが拡大していることなどが、旅行・レジャー需要の本格回復を後押しすると期待されます。
短期的には一段の下落も。しかし、投資対象としての魅力に変化なし
当面、株式市場は不安定な動きが続く可能性があり、その中で、プレミアム・ブランド企業の株価も一段と下落する懸念も残ります。
しかし、プレミアム・ブランド企業は、引き続き、旺盛なリベンジ消費や行動制限措置の緩和・撤廃などから恩恵を受けると期待されています。
また、世界的なインフレにより、コスト負担増による企業収益悪化懸念も高まっています。この点については、プレミアム・ブランド企業には優位性があると考えます。プレミアム・ブランド企業には強力な価格決定力があり、原材料価格高騰などによるコスト増も、最終価格に比較的容易に転嫁することが可能であり、高収益性を維持できるとみられるためです。
さらに、中長期的な成長性への見方には変わりがありません。プレミアム・ブランド商品やサービスに対する需要は、中国をはじめとした新興国の消費者の購買力の高まりや、女性の社会進出、富裕層の富の増大などが後押しとなり、今後も中長期的に、持続的な拡大が期待できると考えます。
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